
公益財団法人 日本釣振興会静岡県支部では9月21日、静岡市清水区日の出埠頭において、静岡市との主催で清水港日の出埠頭「釣り開放」釣り体験教室を開催した。共催は駿河湾海を守る会、静岡県釣漁具商工連合会、清水釣具商組合。

釣りを行った場所は、普段は保安対策のため、一般人の立ち入りは禁止されているが、釣り人のために日の出埠頭は年数回開放されている。
今回は今年度3回目の「釣り開放・釣り体験教室」となった。

当日は残暑厳しい中の釣り開放・釣り体験教室となったが、ファミリーを中心に177名(子供79名・大人98名)が参加、初心者からベテランまで釣りを楽しんでもらう事が出来た。
日本釣振興会の関係者らが会場を巡回し、参加者に道具の説明から釣り方、釣れた魚の対応まで丁寧に指導した。竿、ルール、仕掛けなど道具一式のレンタルも出来、ライフジャケットも無料で貸し出され、初心者でも手軽に、安心して釣りが楽しめる環境が整っている。
当日の釣果は良型のクロダイをはじめ、メジナ、クエ、キス、アジ、サバ、イワシなど様々な魚種が釣れ、終日特別開放された埠頭で釣りを楽しんでもらう事が出来た。

参加者でカサゴの稚魚放流も実施
今回は釣り場開放に加え、参加者に協力してもらいカサゴの稚魚1万尾の放流も清水港で実施した。

日本釣振興会静岡県支部、静岡県釣漁具商工連合会では、釣りを楽しめる豊かな水辺環境の保全活動、稚魚や漁族資源の増殖活動のひとつとして、稚魚放流活動に積極的に取り組んでいる。

清水港は国土交通省港湾局が指定する「釣り文化振興モデル港」として、積極的に地域関係者と連携を図り、釣り文化振興の取り組みを進めており、静岡県支部では、初心者・ファミリーを対象にした釣り教室・大会を実施し、釣り文化の普及活動に力を注いでいる。
【提供:日釣振静岡県支部・編集:釣具新聞】
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