【イチバンエイト】釣りで地域振興、京都府宮津市で業界人80名のインショアフィッシングトーナメント。優勝は…!

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イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の集合写真
釣具量販店、メーカー、卸業者、メディア、遊漁船など釣り界関係者80名が京都府宮津市に集まりボートでのキス釣り大会を行った

6月26日(木)、京都府宮津市にある田井宮津ヨットバーバーを舞台に「第2回イチバンエイトインショアフィッシングトーナメントin宮津2025」が開催された。

このイベントは釣りを活用して地方創生を行う「フィッシングツーリズム」の一環として開催された。参加者は釣具関係企業40社から80名が参加。昨年より規模を拡大しての開催となった。

大会の前日には前夜祭も行われたほか、前々日からの参加者もあった。参加者は釣具の量販店、メーカー、卸業者、メディア等でイチバン・エイトグループをはじめ参加者同士の交流を深める良い機会にもなっていた。

イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の様子
朝の内は大荒れの天気だったが、大会が始まると一転して快晴となった

26日の釣り大会当日は早朝から生憎の大雨となった。雨や霧のため、開会式など当日のスケジュールや競技エリアを一部変更して大会は行われた。

開会式では宮津市の城﨑雅文市長から下記要旨の挨拶が行われた。

1つのツーリズムとして釣りは良いコンテンツになり得る

宮津市の城﨑雅文市長
挨拶する宮津市の城﨑雅文市長

「大会が盛大に開催されます事を心からお喜び申し上げます。また、大会を宮津で行って頂ける事を大変嬉しく思っており、市民を代表して心から歓迎致します。

本日は関西のみならず全国から、ここ宮津にお越し頂いているとお聞きしました。宮津は年間300万人ほどが訪れる観光の町です。晴れると、ここからも天橋立の絶景が見られるのですが、宮津にお越し頂く方は、天橋立だけを見て帰られる方も多くなっています。出来るだけ長く宮津に滞在して頂こうという事で、食や文化、歴史のメニュー開発を頑張っているところです。

天橋立
日本三景の1つである天橋立(写真は宮津市ホームページより)

そういった中でフィッシングは大きな魅力があり、良いコンテンツになり得ると私も思っています。1つのツーリズムとして、地域も潤い、環境にも配慮され、持続可能な地域作りが出来るコンテンツになればと思います。皆様のお力添えを頂きながら、こういった取り組みを実現できるように頑張って参りたいと思います」。

開会式が終わり、しばらくすると雨も止み、晴れ間も出てきた。このタイミングでいよいよ大会が開始となった。

ボート(カヤック)からのキス釣り、5尾重量で順位を競う

大会はボートフィッシング(インショアフィッシング)によるキス釣りで、個人戦ではなくボート毎の5尾総重量で競われた。ボート以外にカヤックでの参加グループもあり、カヤックのグループには総重量にプラス30%が加算された。

イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
海の状況が落ち着いてからカヤックグループも出発した

ボートは15艇(報道船含む)が出船した。宮津湾で思い思いのポイントに移動し、参加者はキス釣りを楽しんだ。出船してすぐは天候も不安定だったが、次第に晴れとなり、暑さを感じる1日となった。

イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
タイミングよくキスを釣り上げる参加者。各ボートとも数は良く釣れた

釣れるのは小型のキスが多いと言われていたが、船によってはしっかりと良いポイントに入り、大型のキスも釣っていた。天橋立付近も良いポイントで、参加者は異なる会社の参加者ともコミュニケーションを取りながら、宮津でのキス釣りを満喫した。

ボート15艇とカヤックが出船。宮津で釣りを満喫

取材艇は宮津湾を回り、各船の撮影や足りなくなった飲み物、釣り具などを配って回った。どのボートも楽しそうに、宮津湾でのキス釣りを満喫していた。

イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
 
イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
 
イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
 
イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
 
イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
 
イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
 
イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
 
イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
 
イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
 
イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
 
 
イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
 
イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
 
イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の参加者
 

宮津市のソウルフード「カレー焼きそば」などが振舞われた昼食会

帰着後は先に全員で昼食となった。宮津市のソウルフードである「カレー焼きそば」をエイトスタッフが焼き上げていたほか、バーベキューコンロでお肉も焼かれるなど、豪華な食事となり、各テーブルとも盛り上がっていた。

イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の食事会
カレー焼きそばの他にも様々な食事が用意されていた
イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の食事会
お肉も豪快に焼かれていた

昼食が一段落すると、いよいよ検量となった。検量はチーム毎に呼び出しが掛かり、順番に重量が計測された。キスも数は釣れているが、良型が何尾入るかが勝敗の分かれ目となった。中には25㎝前後の体高のある良型のキスも持ち込まれ、会場を盛り上げていた。

キス
良型のキスもウエイインされた

優勝はとび島丸、がまかつのチームで360g(5尾)となった。2位はホンマ、まつき釣具、マルキユーのチームで349g(5尾)、3位はシマノ、ささめ針のチームで303g(5尾)と、和気藹々としながらも、ハイレベルな戦いとなった。

イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津の優勝チーム
優勝チームのとび島丸とがまかつのチーム

優勝インタビューでは、とび島丸の船長が「昨晩から海図とにらめっこをして、大きなキスが釣れそうなポイントの見当を付けていました。水深10―18mと、根際の砂地や泥を狙いました。アングラーの腕も良かったので助かりました」と話していた。

表彰式後は主催者から関西・大阪万博のペアチケットも用意され、チケット等の争奪戦のジャンケン大会も多いに盛り上がった。

イチバンエイトのインショアフィッシングトーナメントin宮津のジャンケン大会
万博のチケット等が賞品となったジャンケン大会

最後に、イチバン・エイトグループの八尾社長より「朝は天気がどうなるかと思いましがが、これほど良い天気になるとは思いませんでした。皆様も和気藹々と釣りをされ、天気も協力してくれて、楽しい1日になったと思います。昨日、一昨日から参加して頂いた方もいます。本当に有難うございました。心のどこかに、宮津の事を置いてもらい、今後もお仕事を頑張って下さい。イチバン・エイトグループは、こういったイベントをまた開催していきたいと思いますので、その際はご参加をお願いします」。

釣りの楽しさや有用性が改めて感じられ、地域振興にも貢献する、良いイベントとなっていた。

関連記事 → 宮津に業界人大集合!インショアフィッシングトーナメント開催、フッチーも参戦!【イチバンエイトグループ】 | 釣具新聞 | 釣具業界の業界紙 | 公式ニュースサイト

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