
3月9日、埼玉県比企郡にある「フィッシングステージ彩の国」で東京都台東区立金竜小学校特別支援学級の児童に向けた「釣り体験教室」が開催された。主催は東京浅草中央ロータリークラブ。後援・協力は台東区立金竜小学校、(公財)日本釣振興会埼玉県支部、埼玉県釣りインストラクター連絡機構、フィッシングステージ彩の国。
主催の東京浅草中央ロータリークラブの社会奉仕委員長は、ツネミの常見英彦社長が務めており、当日も主催者として挨拶や子供達の世話も行っていた。
当日参加したのは、金竜小学校の1年生から6年生まで14名と父兄16名、校長先生はじめ教員4名、東京浅草中央ロータリークラブのメンバー16名。当日は好天にも恵まれ、釣りは初めてという児童がほとんどだったが、開始早々に全員が魚を釣り上げ、あちこちで歓声が上がった。

釣り方は日本釣振興会埼玉県支部や埼玉県釣りインストラクター連絡機構のスタッフが丁寧に教えて回った。
また、金竜小学校出発前の開会式では、金竜小学校の伊東校長先生や東京都議会議員の鈴木純氏、台東区議会議員の青鹿公男氏らが挨拶し、バスで釣り場に移動してからは東京都議会議員の保坂まさひろ氏も挨拶を行った。

子供にとっても貴重な体験
金竜小学校の先生達にも合間に釣りをしてもらったが、「子供達にとっても大変貴重な体験だった」と話していた。
生徒と一緒に来た父兄からも「子供たちが笑顔で楽しそうに魚を釣る姿を見られてとても良かった。このような機会を設けてもらい感謝したい」との言葉があった。
後日、伊東校長先生からも下記のような御礼のメールがあった。「昨日は、子供たちに貴重な体験の場をご用意いただき誠にありがとうございました。今朝、子供たちを送ってきた保護者からも、子供たちが喜んでいた様子をたくさん伺いました。お話の出ていた『釣りを通じた環境学習』について、大変すばらしい取組と感じましたので、機会をいただけたらと思います」。
先日も国会で、ひきこもりの予防や解消、生きづらさを抱えた人への支援に、釣りが非常に役立つ事が報告されていた。子供達にとっても、自然の中で生きた魚と触れ合い、良い体験になったはずだ。
関連記事 → 子供達が釣り体験!「第29回少年少女渓流マス釣り体験」を大阪・芥川マス釣り場で開催 | 釣具新聞 | 釣具業界の業界紙 | 公式ニュースサイト
関連記事 → 釣りで「ひきこもり」支援。日本釣振興会が秋川国際マス釣場で釣り体験会を実施。社会参加のキッカケに | 釣具新聞 | 釣具業界の業界紙 | 公式ニュースサイト