ささめ針は、12月9日(土)、10日(日)、愛媛県宇和島市の日振島にて、「2023ヤイバ磯祭り 全国決勝ファイナルステージ」を開催した。
本大会は今回で第6回目を迎え、4年ぶりに開催。出場選手は前回2019年大会でシードを獲得した選手や各磯祭り会場から勝ち上がった選手、チームヤイバ会員枠から選出された選手等、様々な枠から選出された総勢35名が集った。
会場となった日振島は、グレの魚影が濃いフィールド。今回は2日間とも日振島本島の沖磯で競技を行った。
初日は予選リーグを行い、2日目にトーナメント形式での準決勝戦と決勝戦を実施。
初日の予選リーグは4名1組での総当たりで計3試合を行い、ブロックを勝ち抜いた9選手が2日目の準決勝戦へと駒を進めた。
予選を勝ち抜いた9名で準決勝!そして決勝戦の結果は…?
準決勝は3名1組のAブロック、Bブロック、Cブロックの3つのグロックで競技。
Aブロックでは、沖で潮が動く瞬間にだけ魚が反応するといった難しい状況の中、勝ち上がったのは前回大会3位の比嘉選手。Bブロックは釣り合いとなり、終始コンスタントに釣果をあげた室田選手が勝利。Cブロックでは渋い状況の中、前回準優勝の竹中選手が粘り強く10尾を揃えて勝ち上がった。
決勝戦は1ピリオド40分の計3ピリオドで釣座ローテーション対戦。3名の選手は、エサ取りのアジを交わし、渋い状況の中から、1尾、1尾とグレを釣り上げていった。
試合が終わると検量が行われた。その結果、比嘉選手が10尾で2450g、室田選手が10尾2555g、そして、竹中選手が10尾3075gという結果で見事優勝を収めた。前回準優勝で悔し涙を飲んだ竹中選手が、4年越しにリベンジを果たした瞬間だった。
ささめ針は、「ヤイバ磯祭りにご参加いただき、大会を盛り上げて頂きました全国の選手の皆様、渡船様、そして役員の皆様に、ご理解とご協力を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます」とコメントしている。
【提供:ささめ針・編集:釣具新聞】