11 月18 日(土)、19 日(日)、愛媛県宇和島市日振島一帯にて「第8回マルキユーM-1CUP全国グレ釣り選手権大会決勝戦」が開催された。
決勝大会には、全国各地での予選を経た28名が参戦。大会初日は夜明け前からの強風のために安全を優先して日振島への渡礁を断念し、宇和島湾内の九島の堤防で1回戦を行った。
1回戦では、28名の選手が10ブロックに分かれて釣技を競い合った。グレの漁影が濃く、18選手がリミットの9尾を達成。サイズが小さいながらも、その中から少しでも大きなサイズを引き出せた選手が2回戦への勝ち上がりを決めた
本来であればそのまま2回戦が行われる予定だったが、天候が悪化したことから翌日に延期。大会2日目は2回戦から開始された。
2日目も前日の強風が残っていたため、選手の安全を考慮して九島の堤防で試合を行った。
10名の選手が5カ所に分かれて対戦し、9名の選手がリミットの9尾を達成。ここでは勝ち上がった5選手に加えて、負けた選手の中から惜敗率の一番高い選手が準決勝へとコマを進めた。
3名の選手が決勝へ駒を進める!気になる結果は…?
準決勝では、これまで3試合で培った宇和島湾のグレ攻略法をそれぞれの選手が駆使して激戦を展開。
その結果、古賀友也選手(九州地区)、野尻克幸選手(四国地区)、平野芳幸選手(九州地区)が決勝戦へ進出した。
決勝戦は「只波の3番」で開催。序盤は古賀選手がテンポよくグレを釣り続けて、他の2選手を大きくリード。中盤に近づくにつれて平野選手と野尻選手が数を重ねて追撃。
試合の審査方法は9尾リミットであるため、9尾揃えてからはサイズアップが勝負の決め手となった。
平野選手が型で優勢に見えたが、最終ラウンドの終盤で古賀選手がサイズアップ。検量の結果、わずか80gの差で古賀選手が勝利を収めた。
【提供:マルキユー・編集:釣具新聞】
なお、大会の様子は、マルキユー公式ホームページでも確認出来る。