11月3日、大阪府の尺代漁業協同組合・水無瀬川尺代アマゴ・マス釣り場にて、「初心者のための渓流釣り体験教室」が開催された。
FIE(教育の現場で釣りを活用しよう)推進委員会の主催で、毎年「初心者のためのニジマス釣り教室」として開催されている体験教室だが、今年は是非アマゴ釣りも体験してもらおうと「渓流釣り体験教室」に名称が変更され行われた。
最近は、現場に行かなくても動画やテレビで簡単に疑似体験が出来る。しかし、釣りの醍醐味は体験してこそ得られるものだ。
同委員会は、渓流釣り体験を通して初心者に釣りの楽しさを知ってもらい、健全な釣りの普及に寄与することを目的として活動している。
ターゲットはニジマスかアマゴ。家族で思い思いの釣りを楽しむ
当日は初秋とは思えない天気で、日中は夏日を思わせるほどの暑さ。参加は22名(大人14名・子供8名)で、地元だけでなく大阪府下、遠くは徳島からの参加もあった。
午前9時にはほぼ全員が揃い、受付順で釣り場に入り、準備が出来次第魚を放流した。釣る魚は、釣り易いニジマスか、食べて美味しいアマゴを選択することができ、参加者のうち3グループがアマゴ、4グループがニジマスを選択した。
三世代で参加の井川ファミリーは気合い十分。「料金が安いので徳島からおじいちゃんと、おばあちゃんも呼びました」と、早朝から元気一杯。ニジマスとアマゴを選択し、慣れた手つきで、次々と魚を釣り上げていた。
堤上美紀さんは、釣り辛くても食べて美味しい魚が良いと、アマゴを選択。最初から絶好調で連続ヒット。
鮎釣りはよくすると言う石井ペアは、渓流釣りは初めて。餌を浮かせ気味にして水面近くを泳いでいるニジマスを上手くゲットした。
参加者全員が、体験教室終了の12時まで、熱心に釣りを楽しんでいた。
閉会式では、同漁協の大西副組合長が、「関西でも屈指の水質を誇る水無瀬川。特にアマゴはここでしか手に入らない近畿大学関連施設で養殖された近大アマゴ。姿が美しいだけでなく、食べて美味しい魚なので、今後も釣りに来て欲しい」と挨拶した。
最後に協賛各社から提供された品物が参加者全員に手渡され、ジャンケン大会などで大いに盛り上がった。
尺代漁協は、5月連休まで営業。人気のある釣り場のため、予約は必須だ。
水無瀬川尺代アマゴ・マス釣り場の詳細
問い合わせ先
尺代漁業協同組(075-961-6500)
営業時間
午前8時~午後5時
料金
アマゴ(大人・子供)4700円
ニジマス(大人)4300円
ニジマス(子供)3300円
※貸し竿、餌の販売あり
水無瀬川尺代アマゴ・マス釣り場
https://syakudaigyokyou.wixsite.com/home
協賛企業・団体
大阪釣具協同組合、尺代漁業協同組合、アングラーズグループ、がまかつ、クレハ合繊、第一精工、ダン、オーナーばり、フィッシングエイト、プロックス、松浦テグス、マルキユー
【提供:FIE推進委員会・編集:釣具新聞】