「がまかつ鮎釣り登龍門2023」次世代担う若手鮎釣り師が九頭竜川で奮闘!

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「がまかつ鮎釣り登龍門2023」の集合写真

8月20日、がまかつは日本を代表する鮎釣り河川の1つである九頭竜川で「がまかつ鮎釣り登龍門2023」を開催した。

この大会は、若いアユ釣り師に大いに活躍できる舞台を設ける事で、若手アユ釣り師の育成や拡大、更には今後のアユ釣りを牽引していく人材の輩出も期待されている大会だ。

昨年は富山県の神通川で開催され、今年が2回目の開催となる。

昨年の様子はコチラ → 【がまかつ鮎釣り登龍門2022】若い選手が鮎釣りを盛り上げる!神通川で熱戦

参加資格は大会当日の年齢で、満18歳以上、45歳以下(性別不問)に限られている。

優勝者は2024年の同大会と、第47回G杯争奪全日本アユ釣り選手権(全国大会)の出場権も授与される。「登龍門」の名前の通り、アユ釣り師として大きく飛躍する転機となり得る大会だ。

「がまかつ鮎釣り登龍門2023」の選手達
次世代を担う135名の若手鮎釣り師が集結した

「登龍門」の名の下、若手鮎釣り師の育成・拡大目指す

当日は早朝から、会場となる永平寺町・五松橋右岸の公園に設置された本部に135名の選手が集合した。

午前7時より開会式及び競技・審査説明が行われた。

最初に主催者を代表し、GAMAKATSU PTE LTDの岩田峰旬課長より下記要旨の挨拶が述べられた。

がまかつの岩田峰旬課長
挨拶を行うがまかつの岩田峰旬課長

「今大会は非常に多くの応募を頂き感謝しております。登龍門は45歳以下の参加者で、次世代のアユ釣りを我々と一緒になって盛り上げて頂ける方々だと思っています。今後も日本の伝統である鮎釣りの文化を盛り上げて頂きたいと思います。

九頭竜川は日本でもトップクラスの人気の河川です。ただし、押しの強い河川ですので、十分に気を付けて練習の成果を発揮して下さい」。

次に来賓挨拶が行われた。最初に開催地の永平寺町の河合永充町長より祝辞が述べられた。

永平寺町の河合永充町長
永平寺町の河合永充町長

「ようこそ、永平寺町にお越し頂き、町民を代表して心より歓迎致します。また永平寺町で大会を開催して頂いた、がまかつ様にも心よりお礼申し上げます。新幹線開業に向け、九頭竜川の魅力を町内外に発信しております。皆様にもぜひ九頭竜川を愛して頂くと共に、永平寺町には美味しい物等も沢山ありますのでぜひ足を運んで下さい」。

続いて、九頭竜川中部漁業協同組合の中川邦宏代表理事組合長より挨拶が行われた。

九頭竜川中部漁業協同組合の中川邦宏代表理事組合長
九頭竜川中部漁業協同組合の中川邦宏代表理事組合長

「ようこそ、九頭竜川にお越し下さいました。今期は天然遡上も多く、期待をしております。本日は登龍門ですので、今後の鮎釣り界を担っていく方々がお集まりです。若鮎のように、どこまでも登っていって頂ければと思います。本日は安全に、事故のないようお願いします」。

最後に競技説明をがまかつテクニカルインストラクターの田嶋剛審査員長が行った。

田嶋剛審査員長
田嶋剛審査員長からも、九頭竜川の開催だけに、安全注意が念入りに行われた

「本日は日頃の釣りを遺憾なく発揮して頂き、1人1人が思い出に残る大会にして欲しいと思います。九頭竜川は大河川で、川わたりをする人がいると思いますが、川を切る際は十分に気を付けて下さい。もし事故が起きれば、大会が継続できなくなりますので、くれぐれも安全に釣りをしてください」。

その後、ルール説明が行われた。ルールだが、竿はメーカー不問、鈎はがまかつ社製を使用。釣法は友釣り。ほかハリスは尾びれ末端から掛け針の長さを10㎝以内とするなど、九頭竜川の規程に準じたルールも説明された。

ほか、先行する選手を追い越す場合等は声掛けをし、選手同士のトラブルのないようにする。また一般の釣り人がいる場合は距離を長めに取り、一般の釣り人の邪魔にならないようにする等の説明と注意が行われた。

競技のエリアは鳴鹿大堰から福松大橋まで。移動は徒歩に限る。配布するオトリは3尾。同尾数の場合は重量で決定となる。

開始後、続々と川を切る選手や徒歩で大移動。気になる釣果は…?

「がまかつ鮎釣り登龍門2023」の移動の様子
各自ポイントに向かう選手達

集合写真撮影後、消毒等を済ませ、オトリを受け取った選手から徒歩で狙うポイントに移動した。

当日の九頭竜川だが、水位は平水より20㎝ほど減水。直近の全体的な釣果は、放流や天然遡上も釣れており、サイズは小型から24㎝までの間で数が釣れている。

中川組合長に聞くと「大堰から下流域は小型ながら数が良く釣れ、釣り荒れも少ないですから、あと1カ月は天然主体に掛かるでしょう。9月いっぱいは十分に楽しめると思います」と話していた。

また、当日は本部のある五松橋より下流側が良く釣れているという情報もあり、下流に移動する選手が多い印象だった。

若い選手が多く、開始すぐに流れのある中でも、川を切っていく選手も多かった。

「がまかつ鮎釣り登龍門2023」の様子
競技中の様子。人気のエリアはプレッシャーも相当に高い状態となった

競技エリアは広いが、参加選手が約140名という事もあり、どのポイントにも多くの選手が入っており、自由にポイント移動が出来る雰囲気ではなかった。

当日は流れのある中で石や岩が複雑に絡んだ場所か、あるいは岸際で岩が磨かれて白くなっている場所が釣れるという話もあった。

瀬を釣る人、ヘチを釣る人、泳がせの人など様々な攻め方で、猛暑の中、選手は日頃の練習の成果を存分に発揮していた。

谷口輝生選手など若手の有名選手も参加していた

11時半頃になるとチラホラと帰着を行う選手の姿があり、終了間近には検量所が長蛇の列となった。

遠くのエリアから走って戻ってくる選手の姿は、若手アユ釣り師が集う登龍門ならではだ。

「がまかつ鮎釣り登龍門2023」の検寸所の様子
検量所の様子。時間ギリギリまで粘る選手も多かった

小野選手が優勝!レディース賞・谷口選手は2年連続の受賞

12時半頃より、成績発表並びに表彰式が行われた。

岩田課長より、第6位から第4位が発表。そして、レディース賞(参加女性選手の中で釣果がトップの選手)の発表、その後お立ち台となる優勝から3位までの選手が発表された。

レディース賞は谷口舞選手が31尾で2年連続の受賞となった。

優勝は小野哲朗選手。63尾という驚異的なスコアを叩き出し、大きな拍手が送られた。

「がまかつ鮎釣り登龍門2023」の表彰台
左から準優勝の古田選手、優勝の小野選手、第3位の堂谷選手
「がまかつ鮎釣り登龍門2023」のレディース賞を受賞した谷口選手
レディース賞は谷口選手が受賞

田嶋審査委員長より「皆さんの釣りを見させて頂くと、朝一番から川を切っていて、熱意がすごいと感じました。その情熱で、ぜひ皆さんの地元でもアユ釣りの楽しさや魅力を1人でも多くの人に伝えてもらい、自分の釣技を磨きながら友達をアユ釣りに誘ってほしいと思います。今日は皆さんの釣果にも本当に驚きました。ありがとうございました」。

続いて、上位入賞者へのインタビューが行われた。全体的に釣果を出した選手は、チャラ瀬等での泳がせ釣りで数字を伸ばした選手が多かった。

優勝した小野選手は愛知県在住。当日は鳴鹿堰堤下流のたまり等を攻めた。朝はチャラ瀬で泳がせ、後は瀬が釣れだすと瀬を攻めていた。

サイズは大きくても18㎝までと思っていたので、ナイロンの0.175号と細い仕掛けを使用。泳がせは横の動きを意識した。針は、チャラ瀬は快の7号4本錨、瀬は要R7号4本錨を使った。

「がまかつ鮎釣り登龍門2023」で優勝した小野選手
優勝し笑顔の小野哲朗選手

最後に主催者のがまかつでは以下のようにコメントしている。

「全国様々な地域から、若手の鮎釣り師が集まるイベントは多くはありません。その中で日頃の鍛錬の成果を存分に発揮してもらうとともに、若手鮎釣り師の交流を深めてもらうキッカケになってもらえれば幸いです。

鮎釣りは釣り人の減少や高齢化が話題に上がることが多いですが、本大会の参加者のような若い鮎釣り師も多く、今後も若い方が鮎釣り師が活躍できるイベントを開催したいと考えています。来年もがまかつ鮎釣り登龍門は開催予定(開催場所は現在調整中)ですので、皆様のご参加をお待ちしております」。

若いアユ釣り師に大きな活躍の舞台を提供する事は、他の若い釣り人に対して、アユ釣りへの注目や関心を高める事にもなる他、新しいテクニックも生まれる可能性が高まる。釣具業界にとっても非常にプラスとなるイベントだ。今回の入賞者の今後の活躍が期待される。

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