【日本釣振興会】2019年水中清掃活動実施報告、全国各地で開催

ニュース

実施回数33回、参加者は合計945名、ゴミ総重量約8825㎏

水中清掃活動を行うダイバーの様子
水中清掃活動を行うダイバーの様子
ダイバーから水中のゴミを受け取る清掃スタッフ
ダイバーから水中のゴミを受け取るスタッフ

 (公財)日本釣振興会が2019年に実施した水中清掃活動は、実施回数33回、実施場所は海底清掃28回、湖底清掃5回、累計実施回数533回、参加者はダイバー466名(陸上・船476名、合計945名)で、回収したゴミの総重量は8825kgとなった。

 2019年は強風で1回、台風被害で1回の合計2回の水中清掃が中止となったが、合計33回と、前年並みの水中清掃を実施した。

 回収されるゴミの重量は、清掃する場所により大きく異なるが、1回当たり平均すると2016年269㎏、2017年273㎏、2018年284㎏、2019年267㎏と、この4年間はほぼ同重量となっている。

 毎年清掃する場所が異なるため、この数字からゴミは減っていないと判断することはできないが、定期的に清掃を実施している場所のゴミは確実に減ってきていると思われる。

日本釣振興会が行う水中清掃の様子
大阪の小島漁港で行われた水中清掃の様子
日本釣振興会が行う水中清掃の様子
回収したゴミは毎回仕分けを行い、重量を計測している

 また、2019年に回収された釣具数と飲料容器数は、数量的に多いのはワーム、エギ、オモリ、コマセカゴ等。これらの数量は清掃する場所により異なるが、釣り公園等の釣り人が多い場所では回収される釣具の数も多くなる。こうした釣具は重量的には全体のゴミの2―3%といったところで少ない。

 飲料容器については、2019年には4331個回収されているが、2016年と比較すると、数量で約45%減っている。ペットボトルの数量は変化がないが、主として水中から回収されるカンとビンの数量は大きく減っているので、水中清掃の効果が出ているためとも考えられる。

 以下、(公財)日本釣振興会2019年水中清掃活動報告の表

(公財)日本釣振興会2019年水中清掃活動報告の表
(公財)日本釣振興会2019年水中清掃活動報告の表 、★マークは「つり環境ビジョンコンセプトに基づく LOVE BLUE 事業の受託事業

 公益財団法人日本釣振興会のホームページ  →  https://www.jsafishing.or.jp/

 関連記事 → 日本釣振興会大阪府支部が大阪南部にある小島漁港で水中清掃を実施

 【報告:日本釣振興会・編集:釣具新聞】

関連記事

札幌に約60社の釣り具メーカーが集結!「サッポロルアーフェスタ」開催。有名アングラーも来場、会場限定お宝アイテムも

【がまかつ】ランガンルアーウォレット(ロング)。かさばらずに持ち運び便利。ランガンに最適!

【エヴァンゲリオンとコラボ】マルシン漁具が「AT.FIELDクラフトバサミ」を発売。ニッケン刃物と協力

【大藤つり具】本社を移転、大阪市大正区に新社屋。卸機能が格段に向上

【明邦化学工業】コピー品取扱いにご注意を!知財裁判、二審も完全勝訴

【テイルウォーク】ロックグループSPYAIR(スパイエアー)のボーカルIKEとコラボしたロッド&ルアーリリース

【ささめ針】「ショアジギングスナップ」メタルジグのアクションを良くするスナップ

【冨士灯器】「こだわり太刀魚仕掛けセット TYPE 5 LG」遠くのポイントでもアタリがとれる仕掛け