今回は、MAKOTO FISHING(株式会社信商事・埼玉県春日部市)が新たに発売した「クックックサイゼ!」について紹介します。
「クックックサイゼ!」は、エサに混ぜ込むだけで摂餌力がアップするアイテムです。ここでは、「クックックサイゼ!」はどうして摂餌効果が高いのか、その理由を解説していきます。
魚はどこで味を感じている?
餌の近くに集まってきた多くの魚は、釣り針に装着された餌を食べようとしますが、警戒心の強い魚ほどすぐに食いつかない傾向が強く見られます。
魚は餌に対して、食べられるのか、美味しいのかを確かめる行動を起こします。釣り餌の味を確認する上で、魚はヒトと同様に味蕾(みらい)という感覚器官を使います(例外もあります)。
味蕾はヒトにおいては舌だけに存在しますが、魚は口の周囲やヒゲ(一部の魚種)、そして口腔から咽頭、消化管に分布しています。
魚は味覚がとても敏感であるため釣り餌に触れると味を感じて、食欲にスイッチが入ります。これを摂餌(せつじ)効果と呼びます。
「クックックサイゼ!」はイカの内臓の原液。摂餌促進物質を豊富に配合!
MAKOTO FISHINGが新たに発売した「クックックサイゼ!」は、熟成させたイカゴロ(イカの内臓)の原液です。
エキスや抽出物ではなく熟成品で、無添加製品です。非加熱で防腐剤を使用していないため酵素が生きており、刺し餌を浸漬すると強い摂餌効果を得られます。
摂餌効果の秘密は、主原料であるイカの内臓に元々含まれている消化酵素の働きを利用した自己消化により、魚の栄養源であるたんぱく質が分解されていく過程で、様々なペプタイドや遊離アミノ酸が生成されます。
この過程で生成される摂餌物質は水中で溶出しにくいものが多いため、摂餌効果が持続します。
また、「クックックサイゼ!」は幅広い魚種に効果を発揮します。
その理由は、魚類に対する誘引物質はアミノ酸をはじめ、非常に多くの種類があるのに対して、摂餌効果のある主な化学物質は5種類のアミノ酸と、ヌクレオチド化合物1つを加えた6種類のみです。
これらの6種類は海水魚だけでなく多くの魚種に共通する普遍的な摂餌促進物質であり、「クックックサイゼ!」は、それらが豊富に含まれています。
エサにもワームにも!色んなターゲットに使える「クックックサイゼ!」
「クックックサイゼ!」は、様々な状況下で高い効果を期待できます。オキアミに振りかけてメジナやクロダイ釣りに使えるほか、海上釣り堀では魚の切り身や冷凍のエビに振りかけることで効果が期待出来ます。
また、夜行性のアナゴは嗅覚が大変発達しているため、魚の切り身などに振りかけて投入することで、アナゴ釣りにも使えます。
バスやキャットフィッシュには、ワームを浸して使用するのがオススメです。特に、ワームは親水性素材のものと相性が抜群です。ただし、管理池などフォーミュラーの使用が禁止されている場所では使用しないでください。
使用方法は、ジップ袋などに餌を入れて、ごく少量の「クックックサイゼ!」を振りかけ、液が全体に行き渡れば出来上がりです。30分以上静置すれば使用できます。
使用量は微量でOK。「クックックサイゼ!」は、釣り餌全体に行き渡る最小の量で効果が期待できます。釣り餌を漬け込んだ時、液が余るほど多いと、それらは沈下途中で溶出分散してしまいます。
内容量は100gで、希望小売価格は1700円。冷所にて常温保管すること。
大好評の「オキアミブラック」を販売している株式会社信商事が運営するMAKOTO FISHINGでは、今後も革新的な「釣れる」を追求し続けていきます。
お問い合わせは、㈱信商事(048-872-6799)まで。
「オキアミブラック」についてはコチラ → 【磯釣り師に朗報!】オキアミを黒くするとよく釣れる?革命的なエサ取り対策「オキアミブラック」