大盛況!「西日本釣り博2023」。来場者数過去最大の3万4000人。九州の釣り人活性化、地域振興にも貢献

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3月18~19日、5年振りとなる「西日本釣り博2023」が福岡県北九州市の西日本総合展示場で開催された。主催は西日本釣り博2023実行委員会、共催は北九州市、株式会社タカミヤ。後援は(公財)日本釣振興会ほか多数。

今回は2日間で約3万4000人が来場。目標(3万3000人)を上回り過去最大の来場者数となり、主催者の予想も上回る大盛況のショーとなった。

「西日本釣り博2023」のステージの様子
2日間とも場内は多くの人で賑わっていた。今回もステージには「釣りよかでしょう。」ほか人気ユーチューバーや人気アングラーが多数登場し、大きな人だかりが出来ていた

西日本釣り博は2016年に第1回目を開催し約2万5000人が来場。隔年で開催される事が当初より決まっており、2018年の第2回目には会場面積も広がり約3万1000人と大幅増。

そして、本来は2020年に第3回目を開催する予定だったが、国内で新型コロナウイルスの感染が拡がってきた時期と重なり、開催の数週間前に苦渋の決断で中止を決定。その後もコロナ禍のため延期が続き、5年後となる2023年に3回目の開催を迎えた。

3月13日にマスク着用の考え方等も変わり、コロナ禍も新しい段階に移った感もあるが、5年振りとなる今回、どの程度の来場者数となるのか予測がつきにくい状況だった。しかし、結果的には来場者数は3万4000人と過去最高の入場者数となった。

早朝からファミリーや釣りファン多数来場、待機列は長蛇の列

初日、開場前に多くの来場者が見守る中でオープニングセレモニーも行われ、主催者はもちろん県知事、副市長、地域の要人、各団体の代表等が出席し盛大に開催された。

日本釣振興会の髙宮俊諦会長
主催者を代表して挨拶を行う西日本釣り博2023実行委員会の髙宮俊諦会長。公益財団法人日本釣振興会の会長も務める
福岡県の服部誠太郎知事
祝辞を述べる服部誠太郎福岡県知事。福岡県は豊かな水産物に恵まれており、自然を活かしながら、釣りを楽しく安全に楽しんで欲しいと話された
大家敏志氏
参議院議員の大塚敏志氏。釣魚議員連盟で地元選出の議員として挨拶した
日本釣用品工業会の大村一仁会長
一般社団法人日本釣用品工業会の大村一仁会長
「西日本釣り博2023」のテープカットの様子
テープカットが行われ、華やかに西日本釣り博2023の開幕が告げられた

この時点で、主催者の想定を超える入場待ちの列となっており、会場から最寄りの小倉駅をはるかに越える列が出来、スタッフも慌ただしく対応に当たっていた。

「西日本釣り博2023」の入場待ちの様子
開場前の待機列の様子。予想以上の来場者数で、最寄りの小倉駅をはるかに越える長蛇の列となった

場内には150社に及ぶ有名メーカーブースが出展。人気ルアーメーカーはもちろん、磯釣り用品などエサ釣り用品、小物類、アパレル等の出展も多く、幅広い年齢層のお客さんが楽しめるショーとなっていた。

「西日本釣り博2023」の様子

また220名を超える有名アングラーやユーチューバーも西日本釣り博に参加し、ショーを盛り上げていた。今の釣り具業界が持っている総力を挙げたショーといっても過言ではないイベントとなっていた。

また企画についても初心者・未経験者体験コーナー、大抽選会、輪投げコーナーなど子供が来場しても楽しめるイベントも多い。

「西日本釣り博2023」の子供向けブースの様子
子供が楽しめるコーナーも用意された
「西日本釣り博2023」の初心者向けブースの様子
オリジナルエギ作り体験など、初心者向けコーナーも

さらに九州の美味しいグルメが集結した「九州グルメパーク」、津本式の究極の血抜きや魚の捌き方講座、デジタルスタンプラリー、日本釣振興会50周年を記念した釣りキチ三平展など、熱心な釣りファンでなくても楽しめる多くの企画が用意されていた。

「西日本釣り博2023」のグルメエリアの様子
グルメパークの様子。来場者の多くが充実したグルメを堪能していた
「西日本釣り博2023」の釣りキチ三平展の様子
日本釣振興会ブースとして設置された「釣りキチ三平展」には、老若男女問わず多くの人が訪れ、展示を楽しんでいた
「西日本釣り博2023」の釣りキチ三平展の様子
釣りキチ三平の膨大なコレクションを展示

来場者も年齢は子供から年配まで、また女性も多く、他の地域のショーに比べても幅広い年齢層の来場者となっていた。

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