第2部は記念講演会。桂春蝶師匠により「落語と釣りはまずルールとマナーから~笑いと感動を創る心のあり方~」というテーマで特別講演が行われた。
落語も釣りも相手の事を察する、また思いやる気持ちが大切といった内容の話を面白い例を交えながら講演し、会場を盛り上げた。
第3部・記念祝賀会、多くの関係者が祝福。日本の釣りの未来、そして方向性を示していける存在に
第3部となる祝賀会は大藤謙一常任理事が開会の辞を述べた後、常見英彦副会長(50周年記念事業実行委員長)が下記要旨の挨拶を述べた。
「この日を迎えられました事を本当に嬉しく思います。(公財)日本釣振興会創立50周年記念式典、記念講演会、祝賀会には麻生太郎釣魚議員連盟会長、今村雅弘事務局長はじめ多くの釣魚議員連盟の先生方、水産庁、国土交通省など関係省庁の皆様、そして多くの釣り界の皆様にご臨席頂きまして厚く御礼申し上げます。
50年という長い歴史のある日本釣振興会、そして全国47都道府県に支部がある全国的組織である日釣振の活動をより多くの方に知って頂くべきだという貴重なお話を頂き、本日の日を迎えられた事は責任者として嬉しく思います。
日釣振が50年という節目を迎える事が出来ましたのは、日本の釣りの未来のために法人格を持った団体が必ず必要であるという力強い信念のもと、多くの先輩方が一致団結してご尽力された事や、多くの関係者の方が会の発展にご努力頂いた事があって、本日を迎えられていると思っています。
私は髙宮会長から2015年に50周年記念事業のプロジェクトチームリーダーの任命を受けました。その後、メンバーと協議して日釣振の未来の提言をまとめさせて頂きました。2016年に記念事業、記念式典、記念誌の作成について、それぞれ実行委員会を立ち上げ、会議を重ねてきました。記念事業では、「釣りキチ三平展」を横浜と大阪のフィッシングショーで披露させて頂きました。これは2023年3月の西日本釣り博でも展示予定です。
そして本日の式典です。3度の延期を余儀なくされ、こうしてお集まりいただき開催できました。記念誌については、多くの資料と格闘しながら、50年を振り返り、勉強させて頂きました。この記念誌を通じて過去の歴史を知ることができたのは、私にとって何物にも代えがたい財産です。
これからの日釣振が60年、80年、100週年を迎えるにあたり、本日こうして50周年を多くの方々に祝って頂いた事は大きな力になりましたし勇気を頂きました。日本の釣りの未来を、そして方向性を示していける存在として、公益財団法人日本釣振興会が更なる発展を遂げられるよう、髙宮俊諦会長のもと、我々役員一同、これからも日々努力していく所存です。今後も日釣振発展のためにご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
その後、出席した釣魚議員連盟の祝辞や鏡開き、乾杯、祝電披露、来賓挨拶、記念動画の放映、歓談となった。
最後に万歳三唱を牧野利春顧問、閉会の辞を岡田信義常務理事が行い、節目の祝賀会は幕を閉じた。
会場出口では日釣振の髙宮俊諦会長、常見英彦副会長、橋本俊哉副会長らが主席者全員を見送り、盛大に開催された日釣振50周年の記念行事は散会となった。
(了)
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