【高本采実さんにインタビュー】「4コマ水産学」が話題の釣りタレント。魚の生態から釣りの魅力を発信!

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今回は、釣りタレントとして活躍しながら、自身が学んできた水産学の知識を使い、独自の視点から釣りの魅力を発信している高本采実(たかもとあやみ)さんにインタビューを行った。

大学時代についてや、最も力を入れている「大物釣り」の魅力、自身が手掛ける「4コマ水産学」や2022年4月に始動させた「日本全国爆釣プロジェクト」について聞きながら、今後の目標を話してもらった。

高本采実(たかもとあやみ)

高本采実(あやみん)さん
1995年生まれ、近畿大学水産学部水産学科卒業。釣りタレントとして釣り番組等で活躍。魚の豆知識をイラストで紹介した「4コマ水産学」をSNSで発信中

海が好き!魚が好き!「飽き性な私でも続けられたのが釣りでした」

海背景の高本采実(あやみん)さん

――釣りタレントとして活躍中の高本さんですが、釣りを始めたキッカケは何ですか?

「キッカケは好奇心です。ずっと釣りはしてみたいと思っていて、大学時代に釣りをする友達に初めて連れて行ってもらったのがチニング(ルアーでクロダイを釣る釣法)でした。

その後はバス釣りにもハマって、大学の周りにため池が沢山あったので、大学帰りや講義前に通っていました。グーグルマップで検索しながら、『今日はこのため池いこうかな?』ってポイント探したりして。その後、元々海が好きなのと、釣ったら食べられるのも良いなと思って、海釣りにシフトしていきました」

高本采実(あやみん)さんと自身が釣り上げたGT
今は海釣りをメインに活動中の高本さん。外見からは想像しにくいが、一番好きな釣りはGTやキハダマグロを狙う大物釣りだという

――水産学部を受験したのも海が好きだったからですか?

「はい、単純に海が好きだから水産学部を選びました。魚に興味を持ち出したのも、大学に入って釣りを始めて、講義で魚の勉強をするようになってからなんです。大学で学んだ知識を趣味の釣りにも応用出来るようになって、『魚は面白い!』と思うようになりました」

高本采実(あやみん)さん
大学時代は「今出来ることは全部やっておこう!」と色んなことに挑戦。大学のミスコンでも準グランプリを獲得

――大学では他にどんな事をして過ごしましたか?

「専攻はサメだったんですけど、サークルは『水産実理研究会』に所属していました。あと、『宇宙マグロプロジェクト』のリーダーをしていました。これは、レーザーを搭載した人工衛星で、宇宙から魚の行動を追跡する方法を開発するプロジェクトです。夢のあるプロジェクトですよね。

水産学に関わること以外でも、旅、バイク、ダイビング、語学、モデル活動など、昔から本当に多趣味で、興味があったら何でもチャレンジしちゃいます。特に旅は釣りとの相性も良いですしね!」

高本采実(あやみん)さんとバイク。峰不二子に憧れて免許を取得
バイクの免許も取得。理由を聞くと、「峰不二子に憧れて…(笑)」と話してくれた

――国内外、色んな所で釣りをされていますもんね。旅好きになったキッカケはありましたか?

「キッカケは、高校の春休みに行ったヨーロッパ一人旅です。本当は留学したかったんですけど、母に『それなら旅へ出なさい』と言われてノープランで旅をしました。毎日ホテルを探して、現地に友達ができて泊めてもらったりして。行き当たりばったりの旅が昔から好きでしたね」

高本采実(あやみん)さん

――高校生の時からアグレッシブだったんですね!そんな多趣味な高本さんが一番ハマったのが釣りだったんですか?

「はい、飽き性な私でもずっと続けられているのが釣りなんです。まだ釣ったことのない魚をどんどん釣りたいという気持ちもありますし、大きい魚だと釣れれば感動やロマンがあるので、それを追い求めるのが性に合っていたんだと思います」

好きなことを突き詰めていたら、自然と釣りタレントに…

釣り中の高本采実(あやみん)さん

――いつ頃から釣りタレントを志したんですか?

「初めから『釣りで有名になりたい』という夢があったわけではないんです。目の前にある、沢山の興味のあることをとことん突き詰めていったら、気付けば『釣り』に一番夢中になっていて、それが自然と仕事に繋がっていきました」

――釣りタレントになったキッカケは何だったんですか?

「大学卒業後は大学院で研究をしながらモデル活動もしていたのですが、その時期に釣り番組『ルアルアチャンネル』のレポーターの仕事が決まりました。そこから現場での体験からもフィードバック出来るような学びのスタイルとなり、今の釣りタレントに至ります」

和装の高本采実(あやみん)さん
学生時代からモデルとしても活動中。「今は釣りの仕事が8割、他が2割で、釣りの仕事が増えたのが嬉しい」と語る

――釣りタレントになって、釣りに対する気持ちに変化はありましたか?

「釣りのメディアに出始めてから色んな場所で釣りをして様々な情報が入ってくるようになって、釣り業界について考える機会も増えました。今は、釣りタレントとして企業の枠を超えて、釣り業界や水産業を活性化出来る人になりたいと思っています」

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