(公財)日本釣振興会静岡県支部では6月20日(日)、静岡市清水区日の出埠頭4号岸壁及び5号岸壁の一部において、静岡市との主催で清水港日の出埠頭「釣り開放」釣り体験教室を開催した。
共催は駿河湾海を守る会、静岡県釣漁具商工連合会、清水釣具商組合。
当日は新型コロナウイルス感染症防止策を講じて開催された。
家族や親子連れを中心に213名(大人108名、子供105名)が来場し、キス、サバ、マダイ、ハタ、カサゴ、ハゼなどを釣りあげた。
この事業はソーラス条約で閉鎖されている清水港日の出埠頭の一部を一般の釣り人に開放して行われる「釣り開放」釣り体験教室となっている。
清水港は2019年に国土交通省より「釣り文化振興モデル港」として指定を受けている。
国土交通省港湾局では、地域の関係者による釣り文化振興の取り組みが進められている港湾を「釣り文化振興モデル港」として指定をしている。
(公財)日本釣振興会では、初心者、ジュニア、シニア世代を対象にした釣り教室・大会を実施し、釣りの普及活動に力を注いでいる。
また、今回は清水エスパルスと富士工業(株)が協働して行う「Sports & Fishing」Projectのブースが出展し、クリーンアップ活動も実施された。
このプロジェクトは、豊かな自然を守り次世代に繋げていく社会貢献活動を目的とし、(公財)日本釣振興会の水辺環境の保全活動にも協力している。
その他、清水海上保安部による安全講習会「自己救命策について」が行われ、参加者に水辺の安全確保についてや、安全啓発が行われた。
また「つり環境ビジョンコンセプトに基づくLOVE BLUE事業」として、ヒラメの稚魚1万尾が2カ所に分けて放流も行われた。
コロナ禍ではあったが、魚も良く釣れて参加者に喜ばれるイベントとなった。
【提供:日本釣振興会静岡県支部・編集:釣具新聞】