【号外】フィッシングショーOSAKA2022開催中止。会場がコロナ医療施設で使用、リアル開催を断念 | 釣具新聞 (tsurigu-np.jp)
2022年2月4日(金)から2月6日(日)まで(※4日は終日業者商談日、一般公開日は5日、6日の2日間)開催予定の「フィッシングショーOSAKA2022」は、インテックス大阪で、2年振りにリアルなフィッシングショーとして開催する事が正式に決定した。
今年行われた「フィッシングショーOSAKA2021Web&TV」は、コロナ禍のため、50年以上続いてきたフィッシングショーOSAKA始まって以来のリアルな会場での開催を中止し、ウエブとテレビ(地上波)を使って開催された。
その際も主催者は「今年はウエブとテレビでの開催となりましたが、来年はぜひ再びリアルな会場で皆様とお会いしたい」という趣旨のメッセージを述べていた。
今年のショー終了後から、来年のショー開催に向け、主催者である大阪釣具協同組合では、ショーのリアル開催に向けて検討を続けてきた。
入場人数を制限する必要がある場合のために、チケットの販売方法の変更を検討。
また、会場でのコロナ対策をどのようにするのか、他業界のイベントも参考にしながら、細かなシミュレーションが行われてきた。
そして、6月25日に大阪釣具協同組合の定例理事会が開かれた。
冒頭、大阪釣具協同組合の橋本理事長より「まだコロナ禍で大変な中、お集まり頂き有難うございます。今年も今まで釣り教室など当組合の事業の多くが中止となりました。来年のショーをどうするのか、今がその正念場だと思います。幸いワクチン接種も進んでおり、来年2月はリアルなショーの開催が出来るのではないかという感触を得られるようになりました。釣り界も釣り場の立ち入り禁止場所の増加など様々な問題があり、釣り場清掃等も継続していきすが、我々としては来年のショーの開催をどうするかが、今の一番の議題です。本日も真剣な討議をよろしくお願いします」という挨拶が述べられた。
理事会では検討が続けられてきた、「フィッシングショーOSAKA2022」の出展社を募集するために作られている出展案内の内容について、検討が行われた。
出展案内は、釣り界の各企業や団体に向けて7月上旬に発送される予定だ。そこに記載される内容について、前回変更を加えた点などを中心に詳細な検討が行われた。
例年と変更になっているのは、出展料金の支払いについて予納金はなく、一括全額請求、一括入金となっている。
また、出展料金について、新型コロナウイルスにより主催者が開催を中止せざるを得なくなった場合は、出展料は全額出展社に返金されるという事が重要な追加点として挙げられる。
今までもコロナ対策を行った上で、どのようなショーが出来るのか検討が続けられてきた。出展案内もほぼ完成し、発送準備を行うにあたり、再度ショーをどうするかの確認が行われた。
検討の結果、イベント内容など未確定な部分はあるが、全員一致でインテックス大阪でリアルなショーを再び開催する事が決定された。
もちろん、新型コロナウイルスの感染拡大状況により中止せざるを得なくなる可能性もゼロではない。また、コロナ対策として様々な新しいルールも必要と思われる。今後、詳細が検討されていく。
リアルな会場で再びフィッシングショーOSAKAを開催する事が正式に決定され、ショー開催に向けて本格的に準備が進められていくこととなった。来年の2月がどういう状況か不透明な部分もあるが、実際に開催できれば、釣り人を大いに盛り上げるショーになる事は間違いなさそうだ。
ほか出展規約等は概ね例年と同様だがスケジュールが変更されている。
出展申し込みの締め切りは9月30日(木)、出展料支払い期限は10月8日(金)、小間割り抽選会と出展社説明会が11月5日(金)となっている。
関連記事 → 【フィッシングショーOSAKA2022】出展社募集開始。申し込みはお早めに! | 釣具新聞 (tsurigu-np.jp)