大江川に「アングラーズパーク海津」。駐車場や休憩スペースとして利用可能に

スペシャル ニュース
海津市の松永市長とジークラックの青木社長
海津市の松永市長(写真左)とジークラックの青木社長

岐阜県海津市では、2021年1月より、釣り場としても有名な大江川と中江川(揖斐川の支流・大江川の近くを流れる)の間にある海津市所有の公園(万寿新田ポケットパーク)のネーミングライツ公募を行っていた。

ネーミングライツ(命名権)とは、施設等にスポンサー企業の社名やブランド名を付与するものだ。その対価を施設の所有者が得て、施設の運営費や維持管理費等に使われる事が多い。

今回のネーミングライツ公募には、地元企業である(株)ジークラック(岐阜市本社・青木邦充代表)が応募。2月26日に海津市役所で海津市長との最終面談を経て、ジークラックが命名権者となる事が決定した。

最終面談で市長との会談の様子

2021年4月1日より、同公園は「アングラーズパーク海津」と命名され、駐車場だけでなく休憩スペースとしても使用する事が可能となる。

「アングラーズパーク」は、釣り人用に作られた駐車場で、今まで問題となっていた釣り場周辺の迷惑駐車を少しでも解消する事が目的だ。
「アングラーズパーク」は地元漁協の協力もあり、現在5カ所あるが、その全てが五三川にあり、大江川にできるのは初めてだ。今回の「アングラーズパーク」で6カ所目となる。

五三川にある「アングラーズパーク」の看板

迷惑駐車の解消を目指す。「マナーを守って楽しい釣りを!」

アングラーズパーク設置の資金は例年名古屋で開催されている「ザ・キープキャスト」の入場料や出展メーカーが販売する限定品の収益の一部等が使用されている。

今後、「アングラーズパーク海津」は清掃等も行われていくが、釣りが今後も出来る環境が続くためには、釣り人の協力も必要だ。釣り人のマナー向上はもちろん、駐車場がある公園や、その周辺の水辺の清掃等も定期的に実施し、地域の人にとっても良い環境が続く事が求められる。

 【提供:ジークラック・編集:釣具新聞】

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