8月1日に東京都中央区八丁堀にある日本フィッシング会館で、全国釣竿公正取引協議会(藤井治幸会長)の「第13回会員対象調査」が実施された。
この会員対象調査は、全国釣竿公正取引協議会の会員企業に釣竿を送付してもらい、同会の調査指導委員が釣竿の全長、自重、先径、元径等を実際に計測し、正しく表示が行われているかを調査するというものだ。
会場には調査指導委員はもちろん、同会のポスターのモデルを務めている、ふくだあかりさんも加わり調査が行われた。
今回は会員41社から送られた各ジャンルの釣竿41本についての調査が行われた。
表示と実際の数値に差異がないかを確認
調査は簡単な打ち合わせの後、調査指導委員が2人1組になり、全長や自重、また計器を使い先径や自重を計測し記録していった。また釣竿に付いているタグやケースに表示されている数値と差異がないかの確認も行われた。
今回の調査結果については後日、同会の理事会でも発表され、対応が必要な場合は、該当している会員企業に確認や指導が行われる。
全国釣竿公正取引協議会では、今回の会員対象調査以外にも、専門機関に依頼して釣竿の繊維含有率の検査、また店頭調査では会員以外の釣竿の表示についても調査するなど、消費者保護のための活動を続けている。
全国釣竿公正取引協議会 公式HP http://www.jaftma.or.jp/koutori/