
埼玉県を流れる入間川は、引きの強い野ゴイを求めて通い詰めるコイ釣りファンが多い人気釣り場だ。
しかし、コイヘルペスウイルス(KHV)が引き起こすコイヘルペス病の蔓延防止のために、埼玉県では公共水面へのコイの放流は禁止されている。
そこで、公益財団法人日本釣振興会埼玉県支部では、毎年コイの人工産卵床を設置している。
この活動は「つり環境ビジョンに基づくLOVE BLUE事業」の一環として実施され、埼玉県水産研究所が協力。河川への設置準備は入間漁業協同組合の協力の下行われている。

今年で8年目の産卵床設置。5基を手作りして川に投入
この3団体の協働が始まったのは2019年で、今年で8年目。今年は4月8日に実施され、設置場所は入間市立黒須中学校裏の河川敷で行った。
当日は、日本釣振興会埼玉県支部の岡田支部長らが参加し、人工産卵床5機の設置作業に汗を流した。

産卵床は、堰の水位変動に対応するため赤松材でA型の木製フレーム筏を作り、ポリエチレンでできた産卵藻とモチノキを縛り付ける。それを水深50cmほどの場所に3本の鉄筋を打ち込み、フレームが上下できるようにロープで繋ぎ止めて作られる。
作業中は近くで遊んでいた一般の人達も見学に来て、楽しいひと時となった。


【提供:日本釣振興会埼玉県支部・編集:釣具新聞】
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