
第34回の今回は、(公財)日本釣振興会九州地区支部(吉田博司支部長)が、福岡県宗像市の総合複合施設(公財)宗像ユリックスと共催で3月7日に開催した「宗像ユリックス・ゆ~ゆ~プールで釣り講座」をリポートします。
日本釣振興会(常見英彦会長)は、「釣りの健全な振興を図る」ための事業活動を行っています。その中のひとつとして、釣りを知らない子どもたちや初心者、シニアやベテランまでを対象に、釣りの楽しさと魅力を学んでもらうことを目的とした「釣り体験教室」を全国各地で実施しています。
今回の宗像市のイベントもその一環で、2024年から始まり今回で3回目。対象は3~15歳の子どもたちです。
当日は冬に逆戻りしたかのような厳寒でしたが、プールには日本釣振興会九州地区支部が手配した約3500尾のニジマスが元気に泳いでいました。
事前にインターネットで申し込んだ子どもたち約1400人と、同伴の保護者との合計約3000人の700組(主催者発表)が、11班に分かれて参加しました。
家族で楽しい釣り体験。インストラクターが丁寧にサポート
午前8時半に1班がスタート。ルールは25分間の釣り時間に、貸し竿を利用して1組1~3人の子どもたちそれぞれが3尾を釣れば終了となります。釣れない場合でも必ず1尾は持ち帰ることができます。餌はオキアミ、練り餌、イクラなどが準備されました。

日本釣振興会のインストラクター46人が、各組の子どもたちに餌の付け方、竿の扱い方、魚が掛かった時の合わせ方などをレクチャーして見守ります。
曇り空が幸いしてか、朝から魚の活性はハイテンション。連続ヒットで次々に竿が曲がり、瞬く間に3尾を揃える子どもたちもいて、プールサイドには歓声がこだましました。
釣った魚でバーベキューも。食育も兼ねたイベント
このイベントは釣ることだけを体験するのではなく、食育を兼ねて「釣った魚を美味しく食する」ことも重要なテーマにしています。
宗像市食生活改善推進会のボランティアが、魚さばきやバーベキュー用に魚を串刺しにする手順などを丁寧に指導。子どもたちだけでなく、日ごろから魚をさばくことの少ない保護者にも好評でした。

バーベキューコーナーでは、炭火を入れたドラム缶の底の砂の部分に、串刺ししたニジマスを縦に刺します。炭火で片面を焼いて裏返し、焼きあがるまで約30分。子どもたちはワクワクです。香り立つ焼き目が付いた魚を子どもたちや保護者が楽しそうにほおばりながら、家族の絆を深めていました。
午後3時過ぎ、最後の11班をもって体験教室は無事に終了しました。

ひとりでも多くの釣り人を増やすために
これからの釣り人を育成するためにも、釣り体験教室は重要な役割を負っています。
インストラクターの皆さんがいるからこそ実現できる事業ですが、地域の子ども会などの組織の大人たちもインストラクターとして一緒に参加して地域全体で盛り上げてくだされば、釣り人のすそ野はもっともっと広がっていくと考えます。
当協会は今後も、ひとりでも多くの釣り人を増やすためのこのような取り組みを広くお伝えすることで、釣り文化の継承に微力ながら貢献してまいります。
小野山康彦氏の記事はコチラ → 小野山康彦 | 釣具新聞 | 釣具業界の業界紙 | 公式ニュースサイト
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