8月1日(水)、東京都青梅市駒木町の釜の淵公園河川敷にて、「多摩川フィッシングフェスティバル2024in青梅」が開催された。
東京都、神奈川県、山梨県を流れる多摩川は、全長138㎞、流域面積1240㎢という広大な河川。首都圏にありながら流域の自然は豊かで、護岸化されずに自然河川の形態を保っている部分は多い。
「多摩川フィッシングフェスティバル」は、釣りを通して都会の中の自然に親しんでもらい、ゴミの持ち帰りなど釣りマナーの普及、啓発を図ることを目的に開催されている。多摩川上流部に位置する青梅の魅力のPRも兼ねたイベントだ。
昨年から主催が奥多摩漁協となり、(公財)日本釣振興会はスタッフ協力や教材提供等による後援を行っている。
川に入ってピストン釣りに挑戦!ハヤやオイカワなどが釣れる
当日は夏らしい晴天のもと、小学生42名、大人34名の計76名(同行者含む)が参加。例年同様、ピストン釣りを楽しんだ。
120㎝ほどの釣竿に釣り糸と針だけのシンプルな仕掛けを用意し、川底から川虫を捕り、それをエサに釣りを行う。川に直接入って行うため、川遊びをしながら、小さな子供でも楽しめる釣り方だ。
スタッフが参加者に釣り方をレクチャーすると、ハヤやオイカワ、カジカなどが釣れた。途中、マスのつかみ取りも楽しんでもらい、釣りや自然を満喫できる1日となっていた。
【提供:日本釣振興会・編集:釣具新聞】