公益財団法人日本釣振興会徳島県支部では、10月13日(水)、小学校の野外活動で行う釣り体験のサポートを実施した。
徳島県阿南市椿泊小学校の校長より依頼があり、小学校前の椿泊波止場で行った。
当日は、風が少し強かったが天気に恵まれ、男女1年生から6年生までの18名の生徒が参加。サポートメンバーは校長や同支部メンバー等計11名で実施した。
釣り方はサビキ釣りで、道具はたかはし釣具より貸与。初めて竿を握る子供も多く、竿の伸ばし方やリールの使い方など、苦戦しながらなんとか実釣を開始した。
初めは魚がなかなか針に喰いつかなかったが、サポーターの協力で仕掛けの深さを変えたり、場所を変えたりなど工夫を行うと、やっと魚が釣れて歓声も聞こえだした。
多くはスズメダイ、イワシなどだったがガシラ、カワハギ、グレなども釣れた。また、中には大きな黒鯛を掛けた生徒もいて、初めて釣りに挑戦した参加者も含め、全員が釣果を出すことが出来た。
今回は学校側からの急な依頼で事前準備なども出来ない中だったが、子供達の歓声と笑顔で満足感を感じた事業だった。
参加したスタッフは、「地元の海が近い恵まれた環境の小学校で初めてこのような活動ができ、釣りの楽しさを伝えられる良い機会でした。今後、このような活動を継続して参ります」とコメントしている。
【提供:日釣振徳島県支部・編集:釣具新聞】