10月27日、大阪南港の舞洲緑地C護岸で「ファミリー海釣り大会2019(釣り体験教室併催)」が行われた。主催は(公財)日本釣振興会大阪府支部。後援は大阪釣具協同組合、協力は大阪府釣り団体協議会、大阪府釣りインストラクター連絡機構、NPO法人釣り文化協会。当日は快晴となり、会場には暗い内から多くの釣り人の姿が見られた。
午前7時より受付開始。当日参加したのは大人56名、子供(15歳以下)49名の合計105名。
受付を済ますと、参加者はそれぞれの場所で釣り糸を垂れた。
道具の用意や釣り方が分からない人には、スタッフが丁寧に釣り方を教えて回った。招待した学園の子供たちにも付きっ切りで、釣りをレクチャーした。
午前9時からは釣り体験教室が行われた。参加した子供達や保護者にも集まってもらい「すきすきフィッシング」を題材に釣りの基本的な事柄についての講習も行われた。
当日の釣果は若干厳しい状況だった。サヨリがパラパラと釣れていたほか、ガシラなどの根魚もボチボチ釣れるといった様子。ほか、アジやサバ、メバルなども釣れていた。
大会中に「水辺感謝の日」清掃として、スタッフにより夢舞大橋周辺の清掃も行われた。夢舞大橋周辺も人気の釣り場で、駐車場もある。ただ、駐車場や釣り場に弁当ガラや袋類、釣り具の空パッケージ、空き缶、ペットボトルなどのゴミが散乱していた。ゴミが固めて捨てられている場所もあった。スタッフも懸命に拾い集めていた。
午前11時になると検寸が開始された。多くの参加者が魚を持ち込み、検量所は大賑わいとなった。この大会は当日釣れた魚に合わせて賞を設けている。
今回はサヨリの部(1尾長寸)、ガシラの部(1尾長寸)、他魚の部(1尾長寸)の3つとった。大会終了時には、参加者により釣り場のゴミ拾いも行われた。
12時より表彰式が行われた。
まず、主催者を代表して大阪府釣り団体協議会の倉田会長より、参加者へのお礼と挨拶が述べられ、日釣振の活動紹介が行われた。
次に各賞の優勝者がそれぞれ発表され、優勝賞品を手渡し、記念撮影が行われた。その後、各賞の2位から5位までの入賞者の発表が行われた。それが終わると抽選会が行われ、参加者全員に豪華な賞品が当たった。
今回のイベントも、多くの家族が水辺に親しみ、また釣りを楽しんでもらう良いキッカケとなっており、今年のファミリー海釣り大会も盛況の内に終了となった。