2021年11月6日、大阪府高槻市にある「芥川マス釣り場(芥川漁業協同組合)」で「ファミリーマス釣り体験教室」が開催された。
主催は(公財)日本釣振興会大阪府支部。後援は大阪釣具協同組合、芥川漁業協同組合。
釣り振興の目的で毎年行われているイベントだが、昨年はコロナ禍のため中止となった事から、2年振りの開催となった。
当日は快晴。早朝は冷え込みがきつく、日中は暑さを感じるほど気温も上がった。ただ、風もなく釣り日和での開催となった。
参加者は23家族(大人40名・子供32名)の合計72名。
午前8時半に現地で受付が開始され、9時より開会式が行われた。
開会式では日釣振大阪府支部の橋本支部長より関係者や参加者へのお礼と日釣振の活動紹介、また「釣りを継続して楽しんでもらうためにも、ルール・マナーを守って釣りをしてください」と挨拶が行われた。
次に、参加者に配布した「すきすきフィッシング」を教本として、釣り教室が行われた。
釣り体験には、ヒューマンアカデミーや近畿へら鮒釣会連合会が協力しており、釣り教室や現場での釣り指導を行った。
釣り教室が終わると、スタッフが先導し釣り場へ移動した。
当日はのべ竿を使った釣りで、エサはいくらとぶどう虫。参加者は子供も多く、竿や仕掛けのセットの仕方、竿の振り込み方、誘い方、取り込み方など、釣りの基本的な事からスタッフは熱心に指導した。
釣果は場所によるが、まずまずだった。スタッフの指導もあり、子供も5尾前後は釣れていた。釣りの楽しさも味わい、釣った魚も良いお土産になったはずだ。
途中、魚のさばき方教室も行われた。キッチンバサミを使った安全で簡単なさばき方の説明が行われ、参加者も動画に撮るなど、熱心に話を聞いていた。
正午には釣り教室も終了となり解散となった。