釣りを通じて環境を学ぶ。「潮彩の渚」で小学生が生物調査

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日本釣振興会の「釣りを通じた環境学習」の様子
日本釣振興会の本部モデル事業として行われている「釣りを通じた環境学習」。今回は神奈川県の潮彩の渚で開催された

公益財団法人日本釣振興会では、今年度より本部モデル事業として小学生に向け、「釣りを通じた環境学習」を行っている。

同事業の一環として2021年10月5日、6日に国交省横浜技術調査事務所の人工干潟「潮彩の渚」(神奈川県横浜市・平成20年2月竣工)で釣りを活用した生物調査が地元の小学生により行われた。

潮彩の渚の看板
調査地は、国交省横浜技術調査事務所の人工干潟「潮彩の渚」(神奈川県横浜市)

取材日の6日は前日同様の秋晴れに恵まれ、幸ヶ谷小学校の4年生29人が姿を見せた。付き添いは高根順校長と担任教師と幸ヶ谷小学校パトロール隊員2人。国交省からは9人が対応し、終始円滑に小学生たちを誘導していた。

高橋康弘所長、大坪貴明環境課長に挨拶して、日釣振の高橋裕夫事務局長、吉野生也職員、釣り教室の指導者の野口壮一氏に昨日の様子を伺った。

「昨日は魚がよく釣れて子どもたちに喜ばれてよかった」と高橋事務局長。

9時から20分間、スライドを使用して講義が始まり、大坪課長が分かり易く解説し、Q‌&‌Aでは子どもたちが活発に質疑を繰り返した。

座学の様子
座学の様子。Q&Aでは活発な質疑が行われた

主な講義内容は次の通り。
⑴身近な海の紹介
⑵身近な海の課題
⑶自分たちでできること

主に神奈川県内、横浜圏内の港湾の地形や歴史、生き物、干潟の成り立ちやその大切さ、ゴミ問題など多岐にわたり解説された。

続いて人工干潟「潮彩の渚」で調査開始となった。

実際の釣り方については吉野氏が細かく説明し、干潟へ入る段階での転倒防止、石の上に乗ったりしない、不明な生き物がいたら触らないなど大坪課長が注意を呼びかけた。

コロナ禍で団体清掃が制限される中、野外へ出ての生き物調査に、子どもたちは元気いっぱいの笑顔を見せてくれた。

1組目は潮のせいもありマハゼが4、5尾釣れた程度であったが、10時20分からの2組目ではシロギスや良型のハゼも釣れ、うなぎの稚魚やテッポウエビ、アサリの稚貝まで見つかり、「少年少女調査員のおかげです!」と盛り上がりを見せた。

生物調査を行っている子供達
野外での活動に元気いっぱいの子どもたち

子どもたちは帰る前に「ありがとうございました!」と大きな元気な声で国交省、日釣振のスタッフ、先生たちにお礼を述べていた。

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