グローブライド(ダイワ)、売上高初の1000億円超。9期連続増収、釣りブームも後押し

ニュース
DAIWA(ダイワ)、ONOFF(オノフ)、Prince(プリンス)等を展開するグローブライド

フィッシングブランドのDAIWA(ダイワ)等を展開するグローブライド(株)は、5月13日に「2021年3月期決算短信(日本基準・連結)」を発表した。

それによると、2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の売上高は1003億400万円(前年対比13.6%増)、営業利益が74億500万円(前年対比104.9%増)、経常利益が71億4500万円(前年対比131.6%増)、当期純利益が47億9700万円(前年対比327.2%増)となった。

当期純利益は過去最高を更新している。

出典:グローブライド発表の決算短信より

今回の決算について同社は次のように概況をまとめている。

当年度は国内外とも新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済停滞が長期化し、先行きが見通せない状況が続いた。そのなかで、当社(グローブライド)グループの提案するフィッシングを中心としたスポーツ・レジャーが、コロナ禍において「3密」を避ける等、時代にマッチしたレジャーとして支持を広げると共に、自然志向や健康志向が全世界に広がりを見せていた。

そういった中で、自然とスポーツを愛する人々に貢献するため「ライフタイム・スポーツ(人生を豊かにするスポーツ)」の提案に鋭意努めてきたという。

水辺の清掃活動に参加するなど、グローブライドではCSR活動も積極的に行っている
D.Y.F.C.(ダイワヤングフィッシングクラブ)等、釣り人を増やす取り組みも継続して行っている

国内の釣り(ダイワなど)に関しては、売上高は720億9000万円(前年対比11.2%増)、セグメント利益はイベントの自粛や出張等の制限による販管費の減少により59億4700万円(前年対比75.8%増)となっている。

また、今後の見通しについては、「国内外ともコロナ禍の収束が見通せない中、市場環境は予断を許さない状況が続くと予測されるが、今後も『攻めの経営』を堅持し、持続的に成長可能な事業基盤を構築すべく、グループ挙げて一層躍進していきたい」としている。

次期業績見通しは、連結売上高見通しが1100億円、連結営業利益が80億円、連結経常利益が78億円、純利益は57億円と予想している。

関連記事 → 【DAIWA PIER39】ダイワピア39・釣り具メーカーの殻を破るアパレル

関連記事 → 「D-VEC TOKYO EXCLUSIVE」、表参道に釣りとファッションを融合させた店舗

関連記事

【富士工業】「スピードデルナー天秤」投げ釣り専用の固定L型天秤

【竹村勝則・釣り記者の回顧録】大阪のハス、京のハエ

大阪の人気釣り場・茨木新池で「初心者のためのヘラブナ釣り教室」開催。家族で釣り満喫、スタッフも手厚くサポート

【エヴァンゲリオンとコラボ】マルシン漁具が「AT.FIELDクラフトバサミ」を発売。ニッケン刃物と協力

【がまかつ】「宵姫ランディングネット」魚に優しい高品質ラバーコーティングネット

【シマノ】お得にオーバーホールに出そう!技術料が1000円オフになるキャンペーン開催。先着2000名には嬉しいプレゼントも

【テイルウォーク】「ヤミージグ TG」コンパクトボディの多目的ブレーデッドタングステンジグ

【はりよし】若手社長が奮闘する老舗釣針メーカー。ロゴ、ウエブサイトを一新