4月7日、和歌山県串本町沖で、(公財)日本釣振興会と串本ダイビング事業組合による、「アオリイカ産卵床設置作業」が行われました。
前日6日に、産卵床にする木枝の伐採と固定用の土嚢作成の作業が行われました。
作業には8社8名が参加。午前9時に集合し、軽トラック3台分の木枝(ウバメガシの3m程の枝)を伐採、翌日の出発港である袋港に運びました。
またビーチの砂を利用して土嚢を作成(約20㎏入りを30個)、午前11時頃作業を終了しました。
当日7日は午前8時に組合傘下8社12名(ダイバー10名、船長2名)が集合。挨拶と打ち合わせの後、木枝や土嚢、潜水機材等の積み込み作業にかかりました。
用意された2艘の船の1艘には1カ所分、もう1艘に2カ所分を積み込み、ダイバーも分乗して、それぞれの設置場所に向けて出発しました。
海底に産卵床を設置完了!アオリイカが早く来ることを願って
設置場所には15分程で到着、先にダイバーが1名潜って場所の確認をし、そこへ船から木枝と土嚢を投下、海底で木枝と土嚢をロープでしっかり固定して、設置作業を終えました。
設置場所の水温は18―19度と例年に比べ1―2度高く、今年はアオリイカが早く来るのではと期待しつつ午前11時作業終了となりました。
この産卵床設置には「つり環境ビジョンコンセプトに基づくLOVE BLUE事業」の資金が使用されました。
【提供:日本釣振興会・編集:釣具新聞】