(公財)日本釣振興会神奈川県支部では、2020年4月23日(木)、24日(金)に神奈川県足柄下郡真鶴町岩港沖合でアオリイカの産卵床設置を行った。
真鶴町岩港沖合へのアオリイカ産卵床の設置は今年で4年目を迎える。
例年、産卵床にする間伐材の切り出しから、産卵床の作成、投入までの工程を(公財)日本釣振興会神奈川県支部メンバーが手伝っている。
しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛の期間中の実施という事で、協力してもらっている「岩ダイビングセンター」のスタッフに一切の作業を依頼し、後日アオリイカ産卵床設置の報告を受けた。
今年の相模湾は春先から発生した「白潮」の影響で透明度が低く、産卵に来るアオリイカの姿や産卵床に産み付けられた卵、ハッチアウト(卵から稚魚が孵化する瞬間のこと)した子イカの姿などの追跡調査結果の報告はなかった。
【報告:(公財)日本釣振興会神奈川県支部・編集:釣具新聞】