(公財)日本釣振興会では、2015年より各地で希望のあった場所にマナー啓発看板の設置事業を行っている。
近年では新型コロナウイルス感染拡大により、密を避けられるアウトドアに関心が高まった事もあり、各地で新しい釣り人が増えている。
それに伴い、釣り場でのゴミ放置、迷惑駐車、立ち入り禁止場所への不法侵入等、釣り人のルール、マナー違反に対する苦情も多く聞かれるようになっている。
こうしたマナー違反が原因で、釣り禁止や立ち入り禁止になる場所もある。
(公財)日本釣振興会では、釣り人に対してルール・マナーを守るよう長年にわたり呼びかけているが、その取り組みを一層強化している。
マナー看板設置のほか、ゴミ持ち帰り袋の増産、啓蒙チラシやポスターの制作、清掃事業を行う団体への支援金、日釣振スタッフらによる直接の清掃作業など様々な事業を展開している。
マナー看板の費用は「つり環境ビジョンコンセプトに基づくLOVE BLUE事業」から拠出されているものもある。
釣り場で釣り人のルール、マナーが問題になっている場所があり、マナー啓発看板設置の希望があれば、(公財)日本釣振興会本部に相談してみてはいかがだろうか。
問い合わせは、(公財)日本釣振興会本部(☎03・3555・3232)まで。
(公財)日本釣振興会 https://www.jsafishing.or.jp/