(一社)日本釣用品工業会が行う、LOVE BLUE水産庁後援事業内水面釣り場拡大(ワカサギ)では、支援先の2カ所で釣り人が喜ぶ新たな動きがある。
大山ダムはエレキの使用がOKに!
まず、10月1日により大分県の大山ダムで、持ち込みボートのエレキの使用が解禁となる。
大分県の山間に位置する大山ダムはこれまで、ワカサギ釣り場としては岸から狙うスタイルと、持ち込みボート(手漕ぎボートのみ)の2通りがあった。この度10月1日より、持ち込みボートのエレキ(電動モーター)使用が解禁となったことで、より広範囲を効率良く、ワカサギの釣れる場所を探して狙えるようになる。

風光明媚な大山ダムは、山間に位置することから急峻な地形となっており、岸から狙うスタイルではお手軽な反面、釣りが出来る場所が限られる面もあった。そうした中、快適かつ自由自在にボート移動が可能になるエレキ使用の解禁は、大山ダムでのワカサギ釣りをより手軽に楽しめるようになる。湖へのボート揚降場所等、大山ダムへの持ち込みボート詳細については、日田漁業協同組合で確認を。
三河湖は冬でも快適なドーム桟橋
また、愛知県三河湖の名物・釣り桟橋に冬でも快適なドーム桟橋が設置中となっている。
2024年度に支援した愛知県豊田市の三河湖では、長さ50mと広々している名物の「釣り桟橋」の一部を、今秋からドーム桟橋として稼働する準備が進められている。

釣り桟橋はボートよりも家族連れや子供でも安全かつ手軽に釣りが楽しめるとして大人気だが、さらに寒い冬でも快適にワカサギ釣りを楽しめるよう設置するものとなる。

LOVE BLUEでワカサギ増殖の資機材を支援して初めての本格シーズンを目前に、ドーム桟橋は2025年11月からの本格稼働を目指して準備が進められている。
現在は、ハスやホンモロコといった夏の三河湖の人気魚種が安定して釣れており、今後、さらに季節が進み水温が下がってくれば、いよいよワカサギが釣れ始める予想。LOVE BLUEで支援したワカサギふ化器を活用して、例年の10倍近いワカサギ稚魚が目視されていることから、今季の三河湖ワカサギは期待十分。
さらに同湖では「夜ワカサギ」という新しいスタイルも実施されており、中部地区のワカサギ釣り場の中でも魅力的な施設と運営が注目されています。
ボートを始め、釣り桟橋やドーム桟橋利用については「三河湖ボート」のホームページやSNSで確認を。
【提供:日本釣用品工業会・編集:釣具新聞】




