
9月28日、(公財)日本釣振興会 徳島県支部では、徳島県海部郡の古牟岐港で「親子で稚魚放流クルージング・港釣り体験」を開催した。午前中に稚魚放流、午後より釣り体験で座学と実釣を行った。
イベント当日の早朝、愛媛県伯方島より運ばれたマダイの稚魚3000尾が古牟岐港に無事到着。ボランティアの協力のもと渡船の生け簀へ移された。
開会式後、参加者は山下渡船、金毘羅丸に乗船し、放流場所である牟岐大島湾内(通称石切場)へ向けて出航した。
放流場所に到着。そこで、参加した子供たちが中心となり、「大きくなあれ!」という声とともに、バケツから丁寧にマダイの稚魚を海へ放流した。未来の豊かな海づくりを実感できる貴重な体験となり、午前中の放流イベントは成功裏に終了した。

放流後は牟岐大島の雄大な景色を堪能するミニクルージングが行われ、参加者も喜んでいた。
昼食休憩後、場所をモラスコむぎ(牟岐町のコミュニティ複合施設)へ移し、釣りの安全な楽しみ方、竿の使い方、エサの付け方など、基礎的な座学を実施した。安全に釣りを楽しむためのルールやマナーについても伝えた。
その後、古牟岐港へ移動し、実釣を開始した。扱いやすいのべ竿を使用し、港内の魚(メバル、ベラ、フグ等)を狙った。

豊かな魚影のおかげで、参加者の概ね全員が魚を釣り上げるという「全員安打」を達成し、参加者全員が釣りの楽しさを満喫した。

閉会式では、参加者に記念品としてレジャーシートと釣り入門書を贈呈し、イベントを締めくった。天候に恵まれ、参加者、協力者、関係者、すべての人の理解と協力により、海洋環境保全と釣り振興を目的とした本イベントは成功裏に終了した。
イベントの開催にあたり、多大な協力をしてもらった下記の企業、団体等に、この場を借りて心より感謝申し上げる。
EK NEXT、山下渡船、金毘羅丸、牟岐少年の家、たかはし釣具、山元工房、徳島大学 釣り部、和水産、牟岐町議会議員の津田先生、参加者の皆様。
今後も、豊かな自然の中で楽しい釣りを継続的に楽しめるよう、環境保全活動および釣り振興事業に尽力していきたい。
【提供:日釣振徳島県支部・編集:釣具新聞】
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