
6月6日、(公財)日本釣振興会愛知県支部主催で「第10回豊橋市表浜ビーチクリーン/稚魚放流」が、愛知県豊橋市の高塚海岸で実施された。

参加者は児童42名、大人67名、障害者3名、スタッフ23名の合計135名。協力は豊橋市、高塚町自治会、高塚保育園、豊南保育園、イノベル岩屋(生活介護施設)、NPO法人中部日本潜水連盟など多数。


この事業の目的は、①太平洋に面した高塚海岸を清掃し釣り場と環境維持の活動を広める。②稚魚放流を実施して魚族資源の増殖を図る。③魚の釣れる釣り場や釣り人を増やす為の環境作りの3つがある。
当日は快晴。午前9時半よりビーチクリーンが始まった。今回は高塚保育園と豊南保育園の2つの園より園児達が参加し、賑やかなイベントとなった。砂浜で参加者と一緒にマイクロチップゴミ拾いを行った。大人は通常の海岸清掃も行った。

午前10時半からは、地元の漁師が協力し、設置してもらっていた刺網漁が開始された。多くの参加者で網を引き揚げるとアジ、コノシロ、イワシ、シタビラメなど様々な魚が入っていたほか、サメも入っていた。


その後、稚魚放流が行われた。園児たちはバケツに入ったヒラメの稚魚を砂浜の波打ち際に放していった。

安全対策としては、最初から園児にはライフジャケットを着用してもらい、稚魚放流の際には大人と一緒に放流を行った。準備したヒラメの稚魚2474尾は大海原へと泳いでいった。
また、今回は豊橋市以外の市議会議員も視察を兼ねて手伝いに来ていた。日釣振の活動を広くアピールする事が出来た。さらに、少人数だったが障害者にも手伝ってもらい、喜んでもらった。

ビーチクリーンの結果は、ビニールやペットボトル等を拾い、80㎏のゴミを回収した。ゴミは豊橋市資源化センターで処理してもらった。
【提供:日釣振愛知県支部・編集:釣具新聞】
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