ハヤブサの「HAP」(エイチ・エー・ピー・Hayabusa Anglers Platform)は、神戸市主催の「こどもわーく」のプログラムとして、7月31日と8月18日の2日間、「サビキ仕掛シェアNo.1の『ハヤブサ』でオリジナル商品を開発しよう!」と題したプログラムを開催した。
海のお仕事体験を通じて海への興味・関心を醸成する「こどもわーく」は、神戸市が海洋人材育成の取り組みの一環として行っているプロジェクトだ。
7月2日~8月26日の期間、海にまつわる仕事をする様々な企業が子どもたちのためのお仕事体験プログラムを開催した。
ハヤブサからは、全ての釣り人を対象とした釣り応援プロジェクトである「HAP」のメンバーが参加。子供を対象に、魚や海、釣りに関する講義や、オリジナルサビキ仕掛け作り、作ったサビキを使った実釣テスト等を行った。
お仕事開始!仕事の心得、海や魚、釣りについて学ぶ
プログラムは、まずは仕事の心得の確認から行われた。仕事で大切な①元気よく挨拶。②話をよく聞こう。③わからないことは質問しよう。の3つを学んだ。
次に、初めて会う他の仲間たちに1人ずつ自己紹介。子供達は緊張気味だったが、しっかりと挨拶を行った。
その後、今回のお仕事は「サビキ仕掛の開発」ということで、魚についてや海に出るための注意点について講義。
ここでは、安全に釣りを楽しむために必要なライフジャケットの着け方についても説明が行われ、子供達にも実際に着用してもらった。
鈎を選んでオリジナル仕掛けを製作しよう!
子供達が様々な説明を聞き理解を深めたところで、いよいよサビキ仕掛けの製作を開始。擬餌の付いたサンプルの鈎を組み合わせて4本鈎の仕掛けを作った。
使う鈎は1本1本自分で選べるオリジナル仕様で、子供達も楽しみながら鈎を選び、仕掛けを作っていった。
出来上がった仕掛けは台紙に巻いてパッケージに入れて完成。糸を結ぶなど大人でも難しい作業だが、子どもたちはどんどん上達していった。
いよいよ実釣テスト!自分で作ったサビキ仕掛けで釣れるかな?
仕掛けの製作が終わると、完成したサビキ仕掛けを持って釣り場へ移動。竿の伸ばし方や仕掛けのセッティング方法を学び、いよいよ実釣開始。
アジやサバなど、サビキ釣りのメインターゲットを中心に多くの魚が釣れた。
今回の目的は実釣テストのため、どの鈎でどんな魚が釣れたかもチェックし、最後はエサが付いて汚れた地面も掃除し釣り場を後にした。
最後には嬉しいお給料も!子供にとって学び多き一日に
実釣テストが終わると、1日を振り返ってレポートを作成し1人ずつ発表。それぞれ自分の学びをまとめてしっかり発表した。
報告業務を終えると、その日一緒に仕事をした仲間達と名刺交換を実施。
その後、1日の仕事の対価としてお給料の「いこーよマネー」が手渡された。「いこーよマネー」は、プロジェクト内でちょっとした買い物が出来る専用チケット。子供達は初任給でお買い物を楽しみ、プロジェクトは閉会となった。
このお仕事体験は、釣り人を増やし、子供達の自然環境への理解を深める良いキッカケとなっていた。HAPでは、今後も釣り人口拡大を目指して様々な活動を行っていく。
HAP公式ホームページ
http://www.hayabusa-hap.com/