![日本釣振興会埼玉県支部のオイカワ産卵床設置の集合写真](https://tsurigu-np.jp/tnp/wp-content/uploads/2023/08/b9d25d13c627287c82719d646ea54050-1024x783.jpg)
公益財団法人日本釣振興会埼玉県支部では、7月7日(金)、入間市を流れる霞川の中神地区でオイカワの産卵床を作った。
この活動は、入間漁業協同組合の協力・指導の下、つり環境ビジョンコンセプトに基づくLOVE BLUE事業の一環として行われた。また、地元のNPO法人バーブレスフック普及協会からは、砂利120㎏などの資材や備品が提供された。
当日は晴天。午前10時に霞川の中神地区の河川敷に集合。同支部からは吉田副支部長や福田役員はじめ4名、入間漁協からは3名、バリバスの社員4名の合計11名が参加した。
![日本釣振興会埼玉県支部のオイカワ産卵床設置の集合写真](https://tsurigu-np.jp/tnp/wp-content/uploads/2023/08/b9f54db59c295af234399ac02ab24250-1024x831.jpg)
人工産卵床は水深20㎝以下で流速が30㎝以下の場所に2カ所設置した。
畳一畳の面積を木枠で囲い、川耕しを行ない、大きな石を取り除いてからオイカワが産卵するのに好む大きさ1㎝あまりの小石を、厚さ4㎝程度敷き詰めて作った。取り除いた大きな石を木枠の上流部分に置き、緩やかな流れを作った。
![日本釣振興会埼玉県支部のオイカワ産卵床設置の様子](https://tsurigu-np.jp/tnp/wp-content/uploads/2023/08/d8a6d94819cf9af0ad0a48e6b730d3d5-1024x774.jpg)
![日本釣振興会埼玉県支部のオイカワ産卵床設置の様子](https://tsurigu-np.jp/tnp/wp-content/uploads/2023/08/19486f8ee6c732988e94a1f06dda7aeb-1024x801.jpg)
![日本釣振興会埼玉県支部のオイカワ産卵床設置の様子](https://tsurigu-np.jp/tnp/wp-content/uploads/2023/08/fcdf3745e5dde29dc7cab5bd4a99c1b7-1024x836.jpg)
さらに、半自然の産卵床を、縦4?m×横3?mほどの縦長の浅瀬を耕して、上流部分の横半分に大きな石を止め石として置き、緩やかな流れと早い流れの箇所を作った。
![日本釣振興会埼玉県支部のオイカワ産卵床設置の様子](https://tsurigu-np.jp/tnp/wp-content/uploads/2023/08/ed7a72c5587999142b925a08ffb3bb90-1024x793.jpg)
皆で協力し、1時間ほどで産卵床造成の作業を終えることが出来た。
この事業を継続している効果か、近年、霞川では在来種であるオイカワが増えているという報告がある。
同支部では、「今後も期待して見守っていきたいと思います」とコメントしている。
![日本釣振興会埼玉県支部が設置したオイカワ産卵床](https://tsurigu-np.jp/tnp/wp-content/uploads/2023/08/5c20fa5be2d3728371367357e8ad73b5-1024x659.jpg)
【提供:日本釣振興会埼玉県支部・編集:釣具新聞】
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