6月17日、大阪府南河内郡千早赤阪村にある「千早川マス釣り場」で、「2023JFW(日本釣り週間)親子マス釣り体験教室」が開催された。
主催は公益財団法人日本釣振興会大阪府支部。後援はスポーツ庁、大阪釣具協同組合。協力は大阪府釣り団体協議会、ヒューマンアカデミー大阪校。
このイベントは、釣り教室を開催し、釣りの基本や釣りのマナー浸透を目指し、魚との触れ合いを通じて健全な精神育成の一助とする事を目的に、毎年開催されている。
今年は29家族90名が参加。スタッフは37名の参加だった。当日は晴天で、夏を思わせるような暑さとなった。
午前9時頃より開会式が行われた。
最初に日本釣振興会大阪府支部の橋本俊哉支部長から挨拶が行われ、日本釣振興会の活動内容の紹介や、JFWは元々WFW(世界釣り週間)から来ているといった説明、そして関係団体へのお礼などが述べられた。
次に「すきすきフィッシング」を使い、釣り教室や安全についての講習が行われた。熱中症や釣針によるケガ等に注意するよう注意喚起もされた。
釣果良好。初心者も子供もニジマスをたくさん釣り上げる!
その後、グループに分かれ釣り場に移動した。
釣法はのべ竿を使ったウキ釣りだ。1家族に最低1名はスタッフが付き、竿の伸ばし方、仕掛けのセットの仕方、魚の取り込み方などを丁寧に教えた。
最初は動作がぎこちなかった参加者も、何度か行うと竿の扱い方にも慣れ、エサも自分で付けるようになっていた。
放流は2回行われ、放流後数分の間は特に良く釣れた。魚のサイズも良く、一家族で15~20尾ほどは釣れていた様子だった。
途中、魚の捌き方教室も行われた。割り箸やキッチンバサミを使った捌き方で、包丁を使わず簡単に捌く事が出来る。
集まった参加者も興味深く釣ったばかりのニジマスが捌かれる様子を見ていた他、動画を撮る参加者も多かった。
子供が魚を釣った様子等を写真に撮る親も多く、良い思い出になったはずだ。
子供にとっても、自然豊かな環境の中で、生きた魚を釣って食べるという経験は教育的な意味でも有意義だったと思われる。
今年のJFW親子マス釣り体験教室も盛況の内に終了となった。