5月27日、「ダムパークいばきたフェスティバル」が、大阪府茨木市に出来た安威川(あいがわ)ダムに隣接する大字生保地内の特設会場で行われた。主催は同実行委員会、茨木市観光協会、茨木市など。
安威川ダムは大阪府茨木市に出来た新しいダムで、現在、試験湛水(ダムの水を最高水位まで溜めて、その後最低水位まで下げる事で、ダム自体やダム湖周辺に問題がないかをテストする事)が行われている。
この安威川ダムで、釣りが出来るように釣り界の有志が以前から働き掛けを行っている。
茨木市も水上アクティビティ等様々なレジャーも含めて、ダム湖周辺地域の活性化を考えている。
安威川ダムに隣接する公園「ダムパークいばきた」は令和6年中にオープン予定だ。オープン後の公園の姿を地域住民に想像してもらうことを目的に、工事前に公園予定地でフェスティバルが行われ、約4000人が来場した。
「チビっ子集まれ!ワクワク金魚釣り」
出展社は地元の店を中心とした野菜や料理、スイーツの提供、また体験プログラムとしてヨガや石鹸作りなど様々なブースが設けられた。
この体験プログラムの中に、「チビっ子集まれ!ワクワク金魚釣り」のブースを出展。JOFI奈良、ヒューマンフィッシングカレッジ、名光通信社などの有志が集まって運営を行った。
金魚釣りのコーナーは大人気だった。時間毎に定員人数分の参加チケットを販売する形で行ったが、昼前には1日分の券が売り切れ、キャンセル待ちとなっていた。最終的に約160名が参加した。
金魚釣りは小さな子供でも楽しめる。イベントにも小さな子供を連れた家族が多く来場しており、金魚を釣った子供の写真や動画をスマートフォンで楽しそうに撮影する親が多かった。
子供達も1人3尾前後は釣れて大はしゃぎだった。釣った金魚は持ち帰る事も、プールに戻す事も出来る。参加者は釣りを通じて、楽しい体験が出来たはずだ。
安威川ダムは、大阪の中心地からのアクセスも良く、環境の良い公園も出来る。日本一の吊り橋も出来る予定だ。こういった場所で、安全に釣りが楽しめるようになる事は、多くの市民にとっても喜ばれることだろう。