10月23日、公益財団法人日本釣振興会大阪府支部は、大阪市此花区の舞洲緑地C護岸で「ファミリー海釣り大会2022」を開催した。
後援は大阪釣具協同組合、協力は大阪府釣り団体協議会、大阪府釣りインストラクター連絡機構。
93名参加、賑やかな釣り大会。市民の水辺利用促進のために…
このイベントは、舞洲緑地で市民の水辺利用の促進を行うとともに、大阪湾の自然環境保全の大切さや釣りのマナーを身に付けてもらう事を目的としている。
当日は快晴。スタッフ34名が午前6時半に現地に集まり、大会準備を行った。受付は午前7時より開始。参加者は72名。また招待した学園から21名の合計93名が参加した。
学園の子供たちには、釣竿なども主催者が用意し、スタッフが釣り方等もしっかりとレクチャーした。
他の参加者にもサバ、ボラ、サヨリ、キビレなどが釣れ、釣り人を楽しませた。
釣りに関する授業や水質調査、清掃活動も実施。表彰式では入賞者に豪華賞品贈呈!
午前9時からは釣り体験教室で、「すきすきフィッシング」(釣りの基本やマナーが書かれた冊子)を教本にし、釣り方や釣り場のマナーについての授業が行われた。
9時半からは大阪湾の水質調査も行った。参加した子供も専用の道具で海水をくみ上げ、水質等を記録していった。
スタッフの一部は大会中に舞洲シーサイドプロムナードを中心に、清掃も行った。
検寸は午前11時から開始された。この大会では、例年魚種別に賞を設けるが、どの魚種を対象とするかは、当日の釣れ具合を見て判断している。
今年は、アジの部、サバの部、カワハギの部、他魚の部の4部門が設定され、それぞれ1尾長寸で競われた。検寸に出す魚は参加者に選んでもらい、出す魚種によっては僅差の争いとなっていた。
11時45分に検寸が終了し、正午頃より表彰式と抽選会が行われた。
最初に、主催者を代表して日本釣振興会大阪府支部の橋本俊哉支部長より挨拶が行われた。
挨拶では日本釣振興会の活動紹介と「水辺は危険を伴います。柵があるからといって安全だとは思わずに、ライフジャケットの着用をお願いします。またゴミ問題等で釣り場も減っています。これからもルールとマナー、安全を守って釣りを楽しんでください」という挨拶が述べられた。
次に、各部門の優勝者が発表され、豪華賞品やトロフィーが手渡された。各部門とも1位から5位までは入賞者に、それ以降は抽選で賞品が進呈された。
賞品は多数用意されており、大いに盛り上り、盛況の内に終了となった。