10月8日、「釣り文化振興モデル港」に選定されている長崎県の青方港(新上五島町)が本格開放され、青方港荷捌き所前にてオープニングセレモニーが盛大に開催された。
ここは、釣り文化振興モデル港としては初の沖の防波堤(陸から約100m)の開放で、特殊な事例である。
当日は、地元五島楽釣上五島協議会畑村会長をはじめ、谷川衆議院議員、九州地方整備局杉中副局長、長崎県平田副知事、近藤県議会議員、石田町長、国交省青山室長、五島振興局関係者、漁協関係者・漁協女性部等全体でおおよそ100名前後が参加。
公益財団法人日本釣振興会からは、水際線有効活用委員会岡田委員長をはじめ、三村副委員長、野口副委員長、福田委員、長崎県支部の津田支部長、下山氏の6名が出席。主催者挨拶、来賓祝辞では日釣振の事業がPRされた。
また、放流も行われ、クエ、メジナ、アラカブ(カサゴ)がバケツ8杯分放された。
セレモニー終了後、昼食会が漁業協同組合本所3階で開催され、12時半頃散会となった。
当日は強風で釣り人はいなかったが、今後は安全対策を加味し、事前予約制で定員50名に絞り開放される。釣りは、サビキ釣りがメインだが、アジ、マダイ、メジナ、アラカブ等、青物も回ってくる。
入場料は2000円(渡船代)、釣具のレンタルセットは大人4100円、子供は3800円。開放期間は、3月から11月となっている。
【提供:日釣振・編集:釣具新聞】