8月13日、釣りのマナー周知と釣りの楽しさを知ってもらおうと、公益財団法人日本釣振興会北海道地区支部は「夏休み親子釣り教室」を開催した。
開催場所は苫小牧東港の内防波堤(A)(通称一本防波堤)で、13組45名を集めて行われた。
一本防波堤(全長約1000m)の500m地点の立ち入りフェンスから先端までの500mの釣り場を管理している、一般社団法人苫小牧港釣り文化振興協会(明村享代表理事)が後援した。
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午前10時から、明村代表理事より危険表示ラインを出ないことなど釣り場の注意事項が述べられ、苫小牧海上保安署からは職員4人が訪れライフジャケットの着用方法などが説明された。
参加者は苫小牧市内のほか札幌市、岩見沢市から集まり大半が初心者だった。
釣り具は主催者側ですべて用意した。家族ごとに釣り座を構え、釣りを教えるスタッフ8人を配置してエサの付け方、コマセのまき方など釣り方をアドバイスした。
天気は、風はほとんどなく曇りだが、時々日が差す絶好の釣り日和。
各家族はコマセをまきながらサビキ釣りを中心に楽しんだ。撒き餌が効果を発揮し、釣り始めてからすぐサバが次々に掛かり、30㎝以上のサバが竿をしならせていた。
札幌市の島瑞穂さんは、11時前に20㎝のサバを釣った。「初めて釣りました。引きが強く気持ち良かった」と喜んでいた。
岩見沢市の森口琥太(こた)君は、36㎝の大きなサバを釣り上げニコニコ笑顔を浮かべていた。
1時半頃まで大物も含む好釣果で、イベントは盛況に終わった。
【提供:日釣振北海道地区支部・編集:釣具新聞】