3月12日(土)、13日(日)、京セラドーム大阪スカイホールで「touch the outdoor (タッチザアウトドア)2022」が開催された。主催は、アイテム数20万点以上を誇るフィッシング・アウトドア専門通販株式会社ナチュラム。
「気軽に、身近にアウトドアに触れる」展示即売イベント。釣具メーカーが初出展
「タッチザアウトドア」は、「気軽に、身近にアウトドアに触れる」がコンセプトのアウトドア展示即売のイベント。出展メーカーのブースで実際に展示されているアイテムを見て、購入することも出来るイベントだ。
出展社はコールマン、オガワ、キャプテンスタッグなどの人気アウトドアメーカーのほか、シマノ、ダイワなどの釣具メーカーも含めた33社。今回は3回目の開催となったが、釣り具メーカーの出展は初めてとなる。
来場者数は2日間で2000人を超え、ファミリーを中心としたアウトドアファンや釣りファンが訪れていた。
取材は初日に行ったが、会場ではオープン前から数十名が入場待ちの列を作っていた。午前10時に会場がオープンし、来場者は入口で検温や手指の消毒を行い入場。コロナ禍での開催とはなったが、感染症対策がしっかりと行われていた。
出展ブースでは、テントをはじめとした多くのアウトドア用品や釣具が展示され、来場者はブースのスタッフと会話しながら、実際に商品を触って、体感して、買い物を楽しんでいた。
特にテントは、ネット通販ではサイズ感等が分かりにくいが、このイベントでは実際に中に入ってそれを体感出来る。また、多くのメーカーのテントが数多く設営されているので、比較検討が出来るのもこういったリアル展示イベントの醍醐味と言える。
釣具に関しても、リールであれば巻き心地など、実際に触って試すことが出来るため、釣り人にも喜ばれるイベントだ。
展示即売会のシステムは、会場内で買えるアイテムもあれば、商品についてあるバーコードをスマホで読み込むとナチュラムの通販サイトにアクセスでき、そこから購入することも出来る。レジも混まず密にならないうえ、テントなどの持って帰るのが困難なアイテムも気軽に買えるシステムとなっていた。
釣具メーカーのブースでは、人気リールやロッド等の展示のほか、アウトドアとのコラボレーションを意識した展示も行われていた。
シマノブースでは、新発売のキャンプ仕様のクーラーボックス「ICEBOX」を展示。
また、アブガルシアのブースでは、釣りキャンプに最適なロッド「ズームサファリ」のほか、アウトドアメーカーとコラボしたチェアやテーブルも展示されていた。多くの人が訪れ、ファミリーにも人気の展示となっていた。
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