富士工業株式会社(大村一仁社長、本社=日本)は同社が製造、販売している傾斜フレームガイド「Kガイド」シリーズに関わる特許権(特許登録第4755670号)、複数の意匠権(意匠登録第1366664号 他)を侵害するガイドが販売されているのを確認した。
このガイドは「楽しい和竿作りショップ釣具のKase」が、中国の通販サイトから購入し、自らの釣具通信販売店で販売をしていたものだ。
2021年8月に富士工業(株)から特許権、意匠権に基づく侵害警告を受け、同kaseは、同年8月に該当のガイドの販売を中止し、同年9月に全在庫品を富士工業へ引き渡している。
一方で富士工業(株)は、同kaseとの間で、今後、このような模倣品を決して輸入、販売をしない誓約をする形の合意書を締結し、今後、該当のガイド販売により消費者に不測の損害を生じさせぬ様に対応している。
富士工業(株)は、絶え間ない技術開発を通じて釣具製品を製造して、独自技術を保護するために、特許権を含む多数の知的財産権を保有している。
このような知的財産権には、「Kガイド」シリーズに関する特許権、意匠権も含まれ、権利の侵害者、及び不正競争行為者に対しては、釣具業界の秩序維持と正常な発展の為、厳正に法的措置を講ずるとしている。