2020年7月19日(日)、徳島県観光磯釣渡船組合主催、県立牟岐少年自然の家、牟岐町観光協会、(公財)日本釣振興会徳島県支部が共催し、徳島県海部郡牟岐町(むぎちょう)の大島でグレ(メジナ)の稚魚放流&クルージング&港釣り体験が実施された。
当日は一般公募の16組51名のファミリーが参加(1組3名欠席)し、牟岐の大自然と釣りの楽しさを満喫していた。
今回放流されたグレ(メジナ)の稚魚は10㎝―25㎝、約5000尾。
参加者らを乗せた、渡船組合青年部の4人の船頭が操船する普段は大島や津島の磯へ釣り人を渡す渡船に乗船し、大島湾内に向かった。
途中トビウオが飛ぶ姿やウミガメらしき姿も見えて、見られた参加者は喜んでいた。大島湾内に到着後、参加者の協力のもと、船上から「大きくなーれ」の掛け声とともにグレ(メジナ)の稚魚が放流された。
放流後は、大島周辺をクルージングし、太平洋側に面する荒々しい断崖絶壁や様々な形の磯を見物しながら古牟岐港へ帰港。
その後参加者は昼食を取り、午後から釣り体験の注意などを聞き、いざ釣り体験へ。釣りは、少年自然の家のスタッフとともに釣りのベテランアングラーらがスタッフについた。何とか一尾でもと熱心に釣っている家族の姿が印象的だった。
暑い中ギブアップする人もなく、小型のベラやガガネ(カサゴ)、ネンブツダイ、グレ(メジナ)、キツ(シマイサキ)など様々な魚が釣れ、参加者は終了時間まで楽しんでいた。
最後に水産庁から入手した「放課後ていぼう日誌」キャラクターを使用した釣りのルールやマナーが掲載されたパンフレットを配布し、釣りを楽しむ上でのルールなどについて注意を促した。
【報告:(公財)日本釣振興会徳島県支部・編集:釣具新聞】
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