公益財団法人日本釣振興会九州地区支部・山口県支部では、10月26日(土)、「下関ファミリー釣り体験教室」を開催した。
当日は午前の部8組、午後の部10組の親子が参加。会場になった下関市の「あるかぽーと」は、普段から地元民が釣りを楽しむスポット。当日も朝早くから多くの釣り人が訪れていた。
午前の部の参加者は仕掛けや竿、釣り方のレクチャーを受け、早速実釣を開始。
開会式では大きくテントが揺れるような風が吹いていたが、釣り開始から風がやみ、太陽も出てきて穏やかな釣り日和となった。
しばらくは魚がかからなかったが、10㎝ほどのアイゴが数組の親子にヒット。竿先が引き込まれる様子に大人も子供も興奮し、周りの家族も一緒に盛り上がりを見せていた。
お昼には稚魚放流を実施。小さな魚に子供も興味深々!
午前の部が終わると、ウマヅラハギ4000尾の放流を実施。あるかぽーとでは釣り教室に参加した子供達、彦島では日本釣振興会のスタッフにより放流が行われた。
参加した子供達は、普段見ることのない小さなウマヅラハギに興味津々の様子。下松栽培センターの旗手氏よりウマヅラハギの特徴、生息域、成長過程の説明をしっかりと聞き、「大きくなってね」と海にかえしていた。
午後の部は潮が動き、「釣れた!」と子供達も大はしゃぎ
その後、雨が降りそうな曇り空の中、午後の部がスタート。結局雨は降らず、雲も薄くなり午前同様に穏やかな気候の中行われた。
風が少しあり糸が流される様子も見受けられたが、潮が動き始め、各所で「釣れた!」と子供たちが弾ける笑顔と、初めて釣った魚に緊張する場面も見られた。
スタッフと参加者も釣りを通じてすぐに打ち解けており、たくさんの笑顔が見られた釣り教室となった。
【提供:日本釣振興会・編集:釣具新聞】