公益財団法人日本釣振興会愛知県支部では、5月10日(金)、「第3回北設楽郡大入川あまご稚魚放流(清掃)」を実施した。
この活動は、①愛知県豊根村の河川を清掃し釣り場と環境維持の活動を広める。②稚魚放流を実施して魚族資源の増殖をはかる。③魚の釣れる釣り場や釣り人を増やす為の環境作り。の3つを目的として行われている。
放流場所は、豊根村大入川黒川橋付近及び支流。放流量は、アマゴ約4万5000尾(日本釣振興会愛知県支部費用分は2万840尾)。その他、大入川漁協と愛知県水産課より、アユの稚魚放流も行われた。
園児達が放流体験!初めて見る魚の稚魚に興味津々
活動の当日は快晴。放流活動には地元の杉の子保育園の園児達も参加し、賑やかな1日となった。
朝10時から、日本釣振興会愛知県支部の高橋支部長、大入川漁協の組合長、スタッフとして参加していた愛知県議会議員の中村竜彦氏から挨拶や活動の説明が行われた後、愛知県水産課の担当が園児に向けて、県の魚やアマゴ、アユについて説明。園児達も水槽に入れられた魚を観察し、興味津々に説明を聞いていた。
一通り説明が終わると、園児達にライフジャケットを着用させ大入川の河原に移動。園児達はバケツに分けられたアユとアマゴを放流していった。地元の協力により放流量も多く、参加した子供達も楽しそうに放流を行っていた。
放流後は河原で清掃活動。午後は各支流で分散放流!
11時に園児達は解散。その後、残ったスタッフで河原の清掃を行った。廃タイヤや鉄板なども回収され、45Lのゴミ袋約18袋分のゴミが回収された。
午後からは、津具川、坂宇場川、富山方面に分かれ、分散して放流を実施。何カ所にも分けて行い、午後3時に全ての放流を終え、解散となった。
なお、この活動の様子は、日本釣振興会愛知県支部公式ホームページや、公式YouTubeチャンネルからも確認出来る。