水産庁では、資源保護の観点から、2022年6月より新たなクロマグロ遊漁の規則を設けている。
この規則に則り、2月15日~3月31日までの期間、クロマグロの採捕が禁止となっている。
クロマグロを狙ってのキャッチ&リリースを前提とした釣りも禁止で、クロマグロ以外の魚を対象とした釣りをしていて、クロマグロが針にかかった場合は直ちにリリースしなければならない。
6月から開始されたクロマグロ遊漁の規則では、小型魚(30㎏未満)は採捕禁止、大型魚(30㎏以上)のキープは1人1日1尾までなど、キャッチ&リリース等に関する規則があるほか、採捕数量にも規則が設けられており、2022年6月以降の採捕数量が40トンを超える恐れがある場合、2023年3月末までの採捕を禁止することが公示されていた。
現時点での遊漁採捕量は以下の通り。
今回の規則について、指導に従わない等の悪質な違反者に対しては、農林水産大臣が指示に従うよう命令(裏付け命令)をし、その命令に従わなかった場合、罰則(1年以下の懲役、50万円以下の罰金等)が適用される(漁業法第191条)。
詳細は、水産庁公式ホームページまで。