公益財団法人日本釣振興会埼玉県支部では、10月8日(土)に埼玉県狭山市にある智光山公園の前山の池において、「第44回初めてのさかな釣りへら鮒釣り体験教室」を開催した。
実釣前にはしっかり座学。仕掛け作りやマナーを学ぶ
参加者は18名。男性16名、女性2名。年齢は4歳から72歳まで。例年だと親子での参加が目立つが、今年は子育てがひと段落した世代で釣りを覚えたい人が中心だった。
当日は晴天で、心地よい気候の中で開催。
午前7時40分に受付を始め、午前8時に開講式を開始。
開講式では最初に同支部の瀧瀬顧問が挨拶を行い、続いて智光山公園前山の池場長の斉藤弘行氏が挨拶を行った。
その後、司会から当日のスケジュール、連絡事項が説明され、受講者は班別に分かれて集合した。
班はファミリー参加の班、仲間内での参加の班とその他の一般の班に分かれた。それぞれの班の指導に同支部の会員とボランティアスタッフがあたった。
最初に事務所で班毎に座学を行い、受講者は釣り場のマナー、 仕掛けの作り方を学んだ。
スタッフの指導で上達!ほぼ全員がヘラブナを釣り上げる
その後、釣り場に移動し班毎にまとまって釣り座に着席。受講者はスタッフの指導のもと、 ウキ調整、エサ作り、竿の振込等の扱い方を学んだ。
準備が出来ると実釣開始。
初めての人で第一関門となるのがエサの付け方だ。 付けるのに時間がかかってもいいので、しっかりとエサが針についていることが大事だと指導した。
第二関門は、竿の振り込み。慣れないうちは竿の振込が思うようにいかず、なかなか飛ばせなかったり、 エサが水面をたたいて落ちたりしていた。しかし、 時間をかけて段々とコツを掴んで上達していった。
釣りの時間は約2時間半と限られた時間だったが、徐々に釣れてきて受講者を楽しませた。 最後に竿や仕掛け、道具の仕舞い方を勉強してもらった。
実釣終了後の閉講式では、瀧瀬顧問が御礼の挨拶を行った。受講者にはアンケートに答えてもらい 、集合写真を撮影。また、後援の前山の池から1日無料券が贈られた。
なお、ほとんどの受講者が午後も釣りを継続し、釣れていない人を重点的に指導した結果、ほぼ全員がヘラブナを釣り上げることが出来た。
【提供:日釣振埼玉県支部・編集:釣具新聞】