2021年10月23日(土)、広島市の太田川放水路右岸可部線鉄橋下付近で「家族で楽しむアウトドア~太田川放水路でハゼ釣りに挑戦!~」が開催された。
主催は広島市三篠公民館、協力は(公財)日本釣振興会広島県支部と広島釣りインストラクター連絡機構(JOFI広島)。
当日の天気は晴れ、参加者は7組16名だった。
開始時刻の午前9時、三篠公民館職員の新畑氏が開会の挨拶を行った。その後、JOFI広島の太田副会長より挨拶が行われた。
内容は、ゴミ問題・騒音問題等が原因で、釣り禁止になっている釣り場がある。港は駐車場もあり足場も良く釣りには適した環境だが、漁業者の仕事場でもある。釣り人が廃棄したゴミが多くなった結果、釣り禁止の看板が設置され、釣りが出来なくなった港があると説明された。
続いて、ライフジャケットの重要性と着用時の注意点について、日釣振広島県支部の富樫氏より指導があった。
その後、実技講習が始まった。各ファミリーに1人のインストラクターが付き、投げ竿の扱い方、リールの扱い方、仕掛けの結束、エサ(ゴカイ)の付け方を指導した。
投げ方の指導では、後方確認を怠らないことや、投げる時のラインを指から離すタイミングについて指導された。
実釣開始後、11時を過ぎても「釣れた」という声が上がらず、上流からの北風が時折強く吹く、厳しいコンディションだった。
ボラのジャンプは度々目にするが、残念ながらハゼの姿は見えず、11時20分には終了となった。
使った釣具の片付けを済ませた後は、周辺の河川敷清掃を行ったが、数日前に草刈りと乾草の収集があったばかりでゴミらしいゴミは無かった。
その後、釣り教室の横断幕を前に記念撮影を行った。最後の総評では、釣りマナーの大切さを再度確認し、解散となった。この生徒たちが、将来釣りマナーの伝承をしてくれることを期待したい。
【提供:日釣振広島県支部・編集:釣具新聞】