富士工業株式会社は、10月に税関官署の職員に対し、知的財産権侵害品を見分ける為の識別研修をオンライン形式で開催した。
この研修は、侵害品の要点を税関職員へ直接説明することにより、同職員の侵害品識別能力の向上を通じて、効果的な侵害品取締りを目的に、税関からの要請を受け富士工業が研修講師となり開催された。
今回の研修は感染予防を十分に考慮し、主要4税関官署とオンライン形式で実施された。
この識別研修では具体的に「Kガイド」シリーズのKT、KL、KWの同社真正品と他社侵害現品を受講者の手元に置く形で、実践的な識別研修が行われた。
富士工業は、Kガイドに関わる意匠権(意匠登録第一三六六六六四号、一三七〇六六五号、一三九一九三三号)に基づき侵害品の輸入差止申立を行っており、各税関では侵害品の日本国内輸入差止めの取締りが行われている。
この研修で富士工業は、税関官署との連携が一層高められ、繰り返される侵害品の輸入取締り強化に期待している。
詳細は、富士工業公式ホームページまで。
関連記事 → 【富士工業】 「Kガイド」シリーズ模倣品の販売を取締り。中国通販サイトより購入、日本国内で通信販売
関連記事 → 【富士工業】税関が傾斜フレームガイド「Kシリーズ」知財侵害品を認定
関連記事 → 【注意喚起】函館税関で再びKWガイド模倣品装着の釣竿が輸入差止