11月1日、公益財団法人日本釣振興会愛知県支部は、愛知県知多郡の豊浜漁港にある豊浜釣り桟橋の清掃並びに、師崎漁港の清掃を行った。
また、師崎漁港の清掃終了後、ヒラメ、キジハタ、カサゴの稚魚放流を行った。
協力は師崎漁業協同組合、NPO法人中部日本潜水連盟、海をつくる会、マリンテック。今回の清掃は10月初旬に会員より「豊浜釣り桟橋がゴミで大変な事になっている」と連絡があり、その様子がSNSで拡散されていた。釣り禁止になってしまう心配もあるためスタッフが現地に確認に行くと、かなり多くのゴミが放置されていた。
そのため、放流を予定していた師崎漁協に近い場所である事から、急きょ、当日の午前11時から40分程度、豊浜釣り桟橋の清掃を行った。参加人数は19名で、45リットルのゴミ袋を約9袋分回収した。ゴミはペットボトル、空き缶、ビン、衣服、リール、釣竿等があった。
師崎漁港ではゴミ袋20袋分のゴミを回収。ヒラメ、キジハタ、カサゴを放流
午後2時からは師崎漁港の清掃と稚魚放流を実施した。参加人数は29名だった。まず清掃から行った。師崎漁港では45リットルのゴミ袋約20袋分のゴミを回収した。ゴミは、ペットボトル、空き缶、ビン、リール、釣竿、タイヤ等と様々だった。
その後、漁協にも協力してもらい船で稚魚放流を行った。放流した稚魚はヒラメ812尾、キジハタ1500尾、カサゴ800尾だった。
釣り場のゴミ問題に関して両場所とも漁協が釣りに関しては暖かく見守ってくれてはいるが、日釣振としても出来る事を実施して、キレイな水辺を目指して清掃を続けていきたい。
【提供:日本釣振興会愛知県支部・編集:釣具新聞】