釣り具・ガイドの富士工業が世界販売網を再構築。販売体制強化、環境に優しい高機能商品を開発

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釣り用品の開発・製造メーカーである富士工業株式会社(静岡市駿河区・大村一仁社長)は、昨今の世界的な釣具ビジネス環境の変化を鑑み、グローバルな販売網を再構築するために、新たなディストリビューション体制を発表した。

それまで世界各国に配していた代理店を順次改編・集約し、市場を5つのエリアに区分、各エリアの総代理店として6社と正式な契約を締結した。

7月16~19日の間、アメリカ・フロリダ州オーランドで開催された、世界最大級の釣用品国際ショー「ICAST 2024」で世界に向けて発表された。

静岡県菊川市にある富士工業のR&Dセンター
静岡県菊川市にある富士工業のR&Dセンター

富士工業のコメントは以下の通り。

「この度、世界市場のグローバル化や流通の変化を勘案して、世界13カ国に代理店をおいておりましたが、従来よりビジネスの中心だったBtoBビジネスを、BtoCビジネスに展開していく、グローバルな企業戦略の一環として、販売網の再構築と事業拡大を目指しています。

代理店の改編・集約を行い、全世界5エリアに市場を区分し、優れたマーケティングカと強固な販売網を持つ6社を総代理店として、今後は世界各地域の総代理店を通じ販売・サービス網の拡大を行い販売体制を強化してまいります。

また、世界各国各地域の環境規制がより強化される中、世界基準で環境に配慮した素材、製造工程でモノづくりに取り組み、独自開発の技術により、環境に優しく、高機能な商品開発を推し進め、再構築したグローバルな販売網より提供してまいります」。
 
・日本国内総代理店:ファースト株式会社(静岡県沼津市)
・北南米総代理店:Anglers Resource(アメリカ)
・オセアニア総代理店:Frogley Offshore (オーストラリア)
・欧州総代理店:CALICO S.A. (スペイン)/MAJORA Intellige‌n‌t Fishing(イタリア)
・アジア総代理店:KOWA Co., Ltd (日本・中国)

富士工業は、このグローバルな流通ネットワークの再構築により、製品の迅速な供給を保証するだけでなく、製品やサービスの最新情報の提供、サポート対応をより強化していくとしている。

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