公益財団法人日本釣振興会愛知県支部は、6月7日(金)、豊橋市の高塚海岸でビーチクリーンと稚魚放流を行った。
この活動は、① 高塚海岸を清掃し釣り場と環境維持の活動を広める、② 稚魚放流を実施して魚族資源の増殖をはかる、③ 魚の釣れる釣り場や釣り人を増やすため、地元の園児や住民達と交流し環境を作る事の3点を目的に行われている。
当日の天気は晴れ。活動には、高塚保育園の園児も含め85名が参加した。
日本釣振興会のスタッフは9時半からビーチクリーンを開始。海岸の広範囲を清掃し、捨てられたペットボトルや釣り糸などを回収していった。
10時からは、高塚保育園の園児が合流。保護者と一緒になって、海岸に打ち上げられた細かいプラスチック片を中心に、大きなゴミも含めて回収してもらった。
今回のビーチクリーンでは、投棄されていた船用フロートや古い漁網なども含め90㎏のゴミが回収された。
清掃の後は刺網漁と稚魚放流を体験!子供達が地元の海に触れ合う
10時半からは、地元の高塚町の漁師の協力により、刺網漁の体験も行った。
魚が遊泳する所をさえぎるように網を海底に張り、魚を網の目にからませて獲る漁法で、園児達にも網を引き揚げる作業を手伝ってもらった。お土産の魚も獲れて、希望した参加者に持って帰ってもらった。
11時からは稚魚放流を開始。
今回の放流量はヒラメ2651尾。園児達は大人たちのサポートを受けながら、バケツに入れられた稚魚をどんどん放流していった。初めての体験に非常に喜んでいる様子だった。
今回のイベントでは、ビーチクリーン、刺網漁、稚魚放流と3つの体験を通して地元の海や魚と触れ合うことで、園児達にとっても非常に貴重な体験となった。また、地元の人に参加してもらうことで、日本釣振興会の活動のPRにもなっていた。
【提供:日本釣振興会愛知県支部・編集:釣具新聞】
なお、この活動の様子は、日本釣振興会愛知県支部公式ホームページや、公式YouTubeチャンネルからも確認出来る。