マルキユーは、5月18日(土)、19日(日)の 2日間、大分県佐伯市鶴見湾内一帯にて「第8回マルキユーM-1カップ全国チヌ釣り選手権大会決勝戦」を開催した。
快晴・微風の好状況で迎えた初日、29名の選手たちは鶴見湾内の10カ所の磯に分かれて1回戦へ。
全体的に潮の流れがなく、チヌの動きが鈍い展開。だからこそ、一瞬の潮の動きのタイミングにエサと釣り方がマッチした選手が辛勝した。
2回戦は潮変わりのタイミングと重なったおかげか、場所ムラがありながらもチヌのアタリが頻発。その中でも「白崎1番」では、黒川岳彦選手(東北地区)が9尾15kgオーバーの好釣果を得ることができた。
いよいよ決勝!熱烈な戦いを繰り広げる3選手
大会2日目の準決勝には6名の選手が進出。3カ所で釣技を競い合った結果、小嶋成己選手(関西・瀬戸内地区)、木下慎也選手(関西・瀬戸内地区)、宮原浩選手(シード前回優勝)が勝ち上がった。
そして、いよいよ「白崎1 番」にて決勝戦。
第1ラウンドでは魚の反応がなく、3選手ともチヌを得ず。第2ラウンドで木下選手が念願のチヌをキャッチ。それに小嶋選手が続いた。
第3ラウンドでは木下選手が2枚目をキャッチして、他の2選手をリード。その後、前回優勝の宮原選手がようやく1尾目をキャッチし、全員に優勝の可能性を残したまま試合が進行。しかし、その後はチヌが出なかったことから、木下選手が逃げ切って、勝利をつかみ取った。
優勝者コメント・使用エサ
【優勝者コメント】
「1回戦から決勝戦まで反応がよかった付けエサは『食い渋りイエロー』でした。M-1の全国大会での出場は今回で5回目。念願のタイトルを獲得できて、とてもうれしいです。普段は釣りのことを何も言わない妻から、『日本一になって帰って来なさい』とメッセージがあり、それが力になりました。とても感謝しています」。
【使用エサ】
支給配合エサ
「ニューチヌパワーダッシュ」、「チヌパワームギスペシャル」、「爆寄せチヌ」
ブレンド・調整材
「ムギコーンスペシャル」
支給付けエサ
「くわせオキアミスペシャル(L)」、「くわせオキアミスーパーハード(L)」、「高集魚レッド」、「食い渋りイエロー」、「アピールホワイト」、「荒食いブラウン」、「特鮮むきエビ」、「くわせオキアミ食い込みイエロー(L)」
【提供:マルキユー・編集:釣具新聞】
大会当日の様子は、マルキユー公式ホームページからも確認出来る。